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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2024年 03月 05日

城ヶ崎シーサイド

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2月27日(火)〜28日(水)は、JAGUの仲間と城ヶ崎シーサイド。
強風高波の予報が出ていましたが、波は比較的穏やか、そして日差しは暑いほどでした。
ヌンチャクがけを含めて4便目、初日の最終トライで、数年前からときどきさわっていたパンピングアイアンⅡ(5.12b)をようやくレッドポイントすることができました。
登れたのもうれしかったですが、この日の4便目で登れたこともうれしかったです。
40歳前後の一番登っていた頃は、3便目、4便目でその日のベストパフォーマンスが出せることが多かったのですが、年齢が上がってきたこの10年くらいは、2便目くらいがベストで、3便目となるともう疲れてパフォーマンスが落ちてしまうことがもっぱらだったからです。
登れたこともうれしいですが、だから、自分の”成長”を感じられたということが、同じくらいうれしかったわけですね。

しかし、2日めはもう疲れが感じられて、たいした成果は出せず……。
むしろ大きな課題を感じて岩場をあとにすることになりました。
まだまだがんばらなければいけない、ということです。
プライベートでの城ヶ崎は、今季はもうこれで最後になってしまうでしょうか。
結局今冬2回しか来ていないのですが。



# by uobmm | 2024-03-05 12:39 | クライミング | Trackback
2024年 02月 22日

能取アイスクライミング

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5日間の知床ツアーを終え、1日の休みをはさみ、2月16日(金)〜18日(日)は網走の能取(のとろ)でアイスクライミング。
13日〜14日が全国的に異常な暑さとなり、網走もこの時期としては異例の10度くらいまで気温が上がりました。
能取のアイスもかなり融けてしまい心配したのですが、幸いその後気温も平年並みに下がり、氷瀑も復活してくれました。
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能取海岸のアイスは、なにしろアプローチが楽で、10分ほど歩いて海岸に下りたら、あとは海岸の横移動で、さまざまな氷爆に取り付くことができます。
氷も易しめのものから、垂直の氷柱までバラエティーに富み、初級者から楽しむことができます。
そして、景色は最高!!
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海を覆う真っ白な流氷と、その向こうには知床の山々が眺められます。
こんな景色の中でアイスクライミングができるのは、日本、いや世界中探してもなかなかないのではないでしょうか?
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アイスクライミングをやっているおかげで、そして能取岬に氷瀑ができるおかげで、縁のなかった冬の道東の地に来ることができ、ありがたいかぎりです。
今年で3年目の網走ですが、これからも季節を変えて訪れてみたいと思っています。
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エゾリス
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アカゲラ(キツツキの仲間です)



# by uobmm | 2024-02-22 07:47 | 北海道 | Trackback
2024年 02月 19日

厳冬の斜里岳へ

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知床の大氷瀑Kei’s Giftを登った翌々日(2/12)、知床の100名山である斜里岳を目指しました。
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根北峠からの長い道程を、強いお客様とがんばりましたが、残念ながら山頂わずか手前で時間切れのため引き返すことにしました。
斜里岳の標高は1500mしかないのですが、その厳しさ、景観は本州の3000m峰とまったく変わりません。
人のいない隔絶した雰囲気は、ヒマラヤの高峰にアタックしているかのような気分さえ感じさせられました。
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下の写真が山頂です。本当にあと少しでした。
とまれ、厳冬の北海道の山の荘厳な雰囲気、景観を存分に味わうことのできた、充実した1日となりました。
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行動時間10時間20分。
下山したのはちょうど17時でした。
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# by uobmm | 2024-02-19 17:30 | 北海道 | Trackback
2024年 02月 19日

知床の大氷瀑Kei’s Gift

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2月10日(土)〜18日(日)で9日間の北海道ツアーに出かけてきました。
今回は初めて知床の地へ足を踏み入れ、10日〜11日で、知床五胡近くの海岸にかかる大氷瀑、Kei’s Giftを登りました。北海道の山で還らぬ人となった谷口ケイが見つけ、その名前をいただくこととなった素晴らしい氷瀑です。
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3回の懸垂下降で流氷がびっしりと接岸した海岸まで降り立ち、そこから登り返します。
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氷瀑のスケールも圧巻でしたが、同じくらい感動したのが、知床五胡からの知床連山の眺めでした。
冬の知床の山々は、どうしてこんなにも神々しいのでしょうか?
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# by uobmm | 2024-02-19 17:16 | 北海道 | Trackback
2024年 02月 09日

岩根アイス講習

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2月3日(土)〜4日(日)は、岩根山荘アイスツリーでアイスクライミング講習。
週末のアイスツリーは宿泊者だけに利用が制限されていますが、土曜日は30名以上の利用者でとてもにぎやかでした。
快適な環境で練習のできる岩根アイスツリーは、アイスクライミングの基礎を学ぶには最適な環境ではないかと思います。
たくさん登ることができますし、ムーブ(からだの動かし方)の基本を学ぶにも好適です。
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岩根アイス講習のときは、ドライ壁を使ってカウンターバランス(ダイアゴナル)で登る登り方のレクチャーも必ず入れるようにしています。
等間隔で板が打ち付けてあるドライ壁は、そのとてもよい練習場所です。
ドライ壁と氷と、一つの場所で両方の練習ができることも、岩根アイスツリーの大きな魅力なのです。
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# by uobmm | 2024-02-09 12:18 | その他 | Trackback