ミズノから来春モデルのシューズが送られてきました。
ハイカットのシルバーのシューズは、「ウエーブ・サンライズ」。
これまで出ていたウエーブ・トレックの後継版で、ミズノのトレッキングシューズのフラッグシップ・モデルです。
ウエーブ・トレックに比べ、重量が軽くなっており、またお値段もリーズナブルです。
また、ソールのゴム質がそうとう向上しており、従来のトレッキングシューズよりも滑りにくい靴になっています。まだまだファイブテン社のソールには及びませんが、トレッキングシューズのソールとしてはかなりよいのではないでしょうか。
ウエーブ・サンライズは今年何十日と履きましたが、とてもよい靴だと思います。
ウエーブ・トレックより軽くなった分、より軽快になり、かつフィット感もよくなったように感じます。
甲の部分のベルクロ・バンドも、(私は以前は馬鹿にして使わなかったのですが)、下りの際に有効です。
しかも、上記のようにソールのフリクション(摩擦)性能がだいぶよくなりました。
あとは……、デザインでしょうか(笑)。
でも履き心地は上々で、性能的にはとてもよい靴だと思います。
お薦めですよ。
もう一足の斬新なカラーリングの靴は、「ウエーブ・アドベンチャー」。
軽い山歩きやトレラン、そしてタウンユースまで、幅広く使えるアウトドア・シューズです。
こちらの方は、先日湯坂路で一日履いただけで、なおかつサイズがあわない靴だったので、性能等についてのコメントはまだ述べる段階にありません。
ただ、この色とデザインは気に入りました。
先日箱根にご一緒した際、ミズノのシューズ担当のYさんからうかがったのですが、このウエーブ・アドベンチャーのデザイナーは昔、リーボックの靴などをデザインしていたアメリカの有名なデザイナーだそうです。
そういえば、リーボックの靴って、一時期流行りましたよね。あの流行っていた頃のリーボックの靴をデザインしていたんだそうです。
それはまあ、どうでもいいのですが(笑)、私が興味深かったのは、そのデザイナーさんはアメリカ西海岸のポートランドに住んでいて、毎日朝6時から昼12時までだけ仕事し、午後は近郊の山をかけまわっているという、Yさんが話してくれた彼のライフスタイルでした。
ポートランドといってもピンとこない人も多いかもしれませんが、オレゴン州の州都で、自然豊かなアウトドアのメッカのようなところです。
いいなあ……、そういう生活、と正直思いました。
ミズノはカタログに商品を載せるだけでなく、デザイナーのそんなエピソードまで紹介したら、もっと見る人の気持ちをつかめるかもしれません。
私もアメリカ人デザイナーの生活をうらやましがっていないで、自分が人から羨ましがられるようなライフスタイルを早く確立しなきゃいけませんね。