奥武蔵の石灰岩の岩場、河又へ。
ここに来るのは実に久しぶりだ。
石灰岩の岩は浸食によって作られた独特の形状の岩が特徴で、大きなホールドやスタンスをつかった立体的なクライミングが楽しめる。
人工壁で登っているクライマーには登りやすいはずだが、意外にそうとも言えず、やはり石灰岩を登り慣れていないと苦労するようだ。
けれど、小川山や湯河原幕岩や城山南壁など、ホールドの細かい壁を登っていた人には新鮮に感じられるかもしれない。
ちなみに、ここは鍾乳洞であり、今日も一組小さな女の子連れがヘッドランプをつけて、洞窟探検に来ていた。
私は洞窟の中に入ったことはないが、中はけっこう広く、コウモリがいるそうだ。
私たちはコウモリを見るより、自分がコウモリのようにぶら下がる方にしか興味がないからなあ……。