しばらく日本の山の報告をしていませんでしたが、久しぶりに……。
昨日は新潟県の角田山にいってきました。
佐渡島をのぞめる、日本海に面した低山です。
関越道に近い埼玉県川越集合でバスを使ったので、遠方ですが日帰りで行くことができました。
角田山の灯台コースは、海抜0mの砂浜から登りはじめます。
角田山にはたくさんのコースがありますが、景色、ロケーションはこの灯台コースが断トツにすぐれています。
標高400m台の山とは思えないこの景観。
花の名山としてこの時期絶大な人気を誇る山なので、平日にかかわらず登山者はひきも切りません。
角田山と言えば雪割草(オオミスミソウ)が有名なのですが、事前の情報通り今年は少なかったです。
けれど、それを補ってあまりある、カタクリの大群落。
いや見事でした。私の写真ではその素晴らしさをお伝えすることができません。
これほどのカタクリの大群落(しかも延々と続く)を目にしたことはありませんし、カタクリにかぎらず、これほど花が密度濃く咲いている山もめったにないと思います。
「自分が百名山を選ぶなら……」とよく考えます。
ちなjみに、今のところ候補に上がっているのは、長野の守屋山や黒斑山、鳳凰三山、伊豆の発端丈山……。
そしてこの角田山は間違いなく入りますね。
雪深い日本海側の山は、それゆえに、春の素晴らしさはひとしおなのだと思います。