先週の金曜日(13日)に熱海の玄岳という山に登りました。
玄岳と書いて「くろだけ」と読みます。
標高798mで、山頂の近くを熱海新道という道路が通っているのですが、これは使わずに東側の登山道から登ると、ちょうどよいデイハイクコースとなります。
この日は冬型気圧配置で東京周辺は晴れるはずだったのですが、予想通りと言いますか、冬型が強すぎたため、雲が押し寄せ、どんよりした寒い一日となりました。
けれども、山頂に出ると、そこには私が想像していた以上の素晴らしい展望が待っていました。
富士山や相模湾だけでなく、駿河湾方面の眺めが圧巻でした。
最近でも箱根の駒ヶ岳や岩戸山~十国峠など、眺めのすばらしいこの辺りの低山に登っていますが、玄岳山頂のそれはそれらの展望峰をも凌いでいた気がします。
たくさんの低山に登ってきましたが、これだけ展望のよい山にはなかなか出会えるものではありません。
「天気のよい日にまた訪れよう」。
そう強く感じながら、強風の山頂を後にしました。
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