8日(木)は定例の月一ハイキングで「多摩丘陵かたらいの路」を歩く。
出発地は高幡不動尊。
お正月にこういう場所に行けるのはよい。お参りしてから歩きはじめる。
「多摩丘陵かたらいの路」は、高幡不動から多摩動物園の脇を通り、平山城址公園を経由し、野猿峠の方まで続いているハイキングコースだ。
都内にありアクセス至近だが、なかなかよいコースである。
ところどころに展望地があり、中央線や京王沿線の街並みが一望できる。
真白き富士も素晴らしい。
ちょっと残念なのは、ところどころ住宅地で山道が分断されていることだ。
そして、現在は平山城址公園から野猿峠間が、何かの工事の関係か通行止めになっている。
これがすべて土の道でつながっていたら、もっと素敵なコースになるのになあ……。
住宅地は仕方ないにしても、野猿峠までの区間は早くまた通れるようにすべきである。
けっきょく自治体は、こういった自然歩道の価値に気がつかないのだろう。
このような危険の少ない自然歩道で、しかも都内にあるコースなんて、本当はものすごく貴重なものなのだ。
全国で新しいロングトレイルが続々と生まれているように、誰もが気軽に自然の中を歩ける長いトレイルは、間違いなくこれからさらに求められていくのである。
私も思っているだけでなく、積極的に世の中に訴えていかなければいけないのだろう。
なんだか、「かたらいの路」が「思索の路」になってしまった。