神奈川県は三浦半島にある「小網代の森」をご存じでしょうか?
源流から湿原、干潟、河口(湾)。それを取り巻く森……。
それら河川流域全体の生態系が保たれている、関東・東海地方でも唯一と言われる貴重な自然です。
昨年夏に散策路が整備され、一般公開されたばかりです。
源流から河口まで、と言っても、小網代の森は決して広くはありません。
けれども、都心からも近い神奈川県のすみっこに、こんな場所が残されていたことは驚きといってよいでしょう。
地道な保全活動を続けてきた方々に敬意を表したいと思います。
一言)
「小網代の森」を歩く場合、引橋バス停の方から入ってシーボニア方面に抜けるのが一般的だと思います。所要1時間もかからないくらいなので、もしもっと歩きたいという人は、シーボニア側から入り、一度「北尾根入口」の方へ抜け、そこから一般道を歩いて引橋側の入り口から再び小網代の森に入り、シーボニア側に戻ってくるというラウンドコースがいいのではないかと思います。
「北尾根入口」付近は広い畑が広がり、その向こうに海が見え、三浦半島の自然の素晴らしさが感じられるなかなかよいところでした。
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