8月22〜23日の週末は奥秩父の釜ノ沢へ沢登り。
多くの優美な滝や流れ込む支流をつらね、甲武信小屋へと詰め上げる、奥秩父きってのクラシックルートです。
滑りそうな滝を慎重に登ったり、美しい緑の釜に腰まで浸かったり……。
沢登りには、クライミングや他の山登りでは味わえない、また別の楽しみがあります。
上の写真は、釜ノ沢の名所の一つ「千畳ののナメ」。
優美なナメの廊下をひたひたと歩いていきます。
そして、沢登りのもう一つの醍醐味は、沢で泊まること。
今回はこのあとに行く北鎌尾根のトレーニング山行も兼ねていますので、テントではなくツェルトで泊まり、シュラフカバーで寝ます。
ツェルトのきちんとした張り方を知っておくことは、北鎌尾根を目指す人だけでなく、多くの登山者にとって役立つ技術だと思います。
土曜日は心配された雨も降らず、よい焚き火もできました。
釜ノ沢に、かつて見たことがないほど多くの入渓者がいたのは驚きでしたが、2日間楽しい沢登りができました。
30年以上は前のだろうな……。