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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2015年 10月 07日

北鎌尾根

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10月3日(土)、ヘッドランプをつけて大天井ヒュッテを4時30分に出発。心配された風も寒さも、それほどではありませんでした。
今回の北鎌尾根は当初お客様3名の予定だったのですが、2名の方が残念ながら行けなくなり、お一人だけとなりました。
その代わりというわけではないのですが、日本山岳会のの仲間2名が私たちと行動をともにしました。
もちろん、私がガイドするのはお客様1名だけで、彼ら2人はそれぞれでロープを結び合って行動します。
北鎌尾根_d0138986_1182524.jpg

冒頭の写真は独標山頂付近、すぐ上の写真は独標の登りです。
独標は巻道コースをとる人が多く、ガイドブックなどにもそのように記されていますが、私は昨年から直登コースを行くようになりました。
取り付きさえわかれば、直登の方が快適だし、ルートファインディングも容易だと思います。
北鎌尾根_d0138986_1119567.jpg

秋がよいのは、夏とちがって午後になっても雲が出ず、天気の計算がしやすいことです。
最後まで素晴らしい眺望を楽しみながら、無事に槍ヶ岳山頂にたどりつきました。
北鎌尾根を歩いた回数ももうずいぶんと増えましたが、やはり何度歩いてもそのつど感動があるのがこのコースです。
長いアプローチをこなしてきて、独標付近でようやく槍の穂先の威容を目の当たりにしたとき、北鎌尾根の素晴らしさを、きっと多くの登山者が感じるはずです。
山頂では他の登山者から拍手で迎えていただきました。
北鎌尾根_d0138986_11254844.jpg

↑ 槍ヶ岳山頂直下を登る、日本山岳会のNさんと、日本山岳会&千葉工大山岳部OBのSさん。


⭐️ホームページに11月以降の募集企画をアップしました。

by uobmm | 2015-10-07 11:27 | 槍・穂高周辺バリエーション | Trackback


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