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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2016年 05月 02日

小豆島クライミング

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GW前半の4月29日〜5月1日は瀬戸内海の小豆島を訪れた。
小豆島は2回目で、10年ぶりくらいになる。
姫路から1時間40分ほどフェリーに揺られ、福田港に入ると、明るい陽光に照らされた、なんとも穏やかな島の風景が目に飛び込んできた。
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「小豆島に岩なんてあるの?」 などと言うなかれ。
その昔、大阪城の城壁を担ったのがこの小豆島の採石場であり、日本でも有数の岩資源に恵まれた土地なのだ。

湯河原幕岩ほどの規模で花崗岩のショートルートエリアがひしめく吉田の岩場。
ひときわ目を引く岩峰でマルチピッチが楽しめる拇岳(おやゆびだけ)。
韓国の仁寿峰と瓜二つの、その名も小豆島の仁寿峰、などなど。
それぞれに個性を有する、そしていずれもロケーションの素晴らしい岩場が、この小さな島の比較的近いエリアにまとまって存在しているのである。
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↑ 吉田の岩場
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↑ 拇岳(「拇指岳」とも書く) 左の岩峰
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↑ 小豆島の仁寿峰

今回は初日に吉田の岩場でショートルート。
2日目に拇岳のマルチ「赤いクラック」。
最終3日目に小豆島・仁寿峰のポップアップ〜ビッグフレークを登った。
吉田の岩場だけでも全エリアを回るには1週間くらいかかりそうだし、拇岳にもまだ別のマルチルートがある。
仁寿峰はアプローチこそ大変だったが、ルートは最高で、またぜひ再訪したい。
というわけで、3日間では足りない、駆け足の小豆島クライミングだったが、久しぶりに訪れ、その素晴らしさを改めて知ることができた。
言うまでもなく、小豆島は岩場以外にも見どころは多いし、自然にも食にも恵まれている。
暖かく、穏やかな時間が流れるこの島を、またいずれゆっくりと訪れたいものである。
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by uobmm | 2016-05-02 16:57 | クライミング | Trackback


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