山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2016年 08月 16日

滝谷ドーム中央稜、ドーム西壁

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滝谷3日目は北穂小屋からも近いドームを登りに行きました。
まずは人気ルートのドーム中央稜。
アプローチが近く、岩は(滝谷にしては)固く、楽しい登攀ができます。
実質4ピッチと短いので、続いて私も初めてのドーム西壁に向かいます。
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ドーム西壁へは、ドーム北壁基部から少し降りたところに懸垂点があるので、ここから20〜25mほどの懸垂で西壁基部へと至ります。
ルートは「NEW WAVE」を選びました。
NEW WAVEは、滝谷でも異質の、ハンガーボルト・プロテクションのフェースルートです。
中間に緩傾斜部をはさんで、実質2ピッチですが、1ピッチ目が40m以上ある5.10。
2ピッチ目が50mロープほぼいっぱいまで伸ばす5.9〜5.10a。
と、なかなかに手応えのある、かつ緊張感にあふれたクライミングが楽しめます。
その内容にひじょうに感銘を受けました。
標高3000mの、滝谷という古典的な岩場に、こんなに素晴らしいフリークライミングができるルートがあったなんて……。
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「今日は北穂小屋でのんびりしますか?」
楽しく充実した登攀を終えて午後3時頃、北穂小屋に戻ると、直後に予想していなかった夕立が降りはじめました。
今回は穂高の女神につくづく微笑んでもらったようです。
最終日はまた、山から下りるのがもったいないような、最高の青空が広がりました。
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<NEW WAVE メモ>
1ピッチ目はハンガーボルトといっても古いアルミハンガーのため信用しない方がよいでしょう。

ギア)カム数個、クイックドロー15本〜。



by uobmm | 2016-08-16 09:12 | 槍・穂高周辺バリエーション | Trackback
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