山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2017年 07月 27日

愉しかりしアメリカツアー⑤

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再びの休養日の翌日はStately Pleasure Domeへ。
”荘厳なる愉楽のドーム” とでも訳せばよいのだろうか?
テナヤ湖を眼下に見下ろす、アプローチ至近、景色最高、そして内容も楽しい、素敵なドームである。
Stately Pleasure Domeでは、かつてSouth Crackという5つ星ルートを登ったことがある。
グレードは5.8だがR指定。すなわち、ランナウトする。
ランナウトとは落ちた時、かなりの距離墜落するということだ。
5つ星でなければ「R」のついたルートをわざわざ登ったたりしないのだが、ハイシエラの5つ星ルート・コレクターの私としては、登らないわけにはいかなかったのである。


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そのSouth Crack、本当に美しいルートだったが、本当に怖かった。
少々ランナウトするスラブは宮崎や韓国などでも経験しているが、South Crackのそれに比べればかわいいものである。
アメリカン・ランナウトを一度経験してみたいという方は、ぜひ登ってみてほしい。
間違いなく素晴らしいルートである。
そして、間違いなくビビる、はずだ。たいていの方は。

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さて、この日4人でとりついたのは、West Countryという5.7で4つ星のルート。
先日のダフドームでも感じたが、ここもやはりグレードが辛い!
2ピッチ目の5.7は、「5.9でいいんじゃねーの」、という感じ。
けれども、しかし……、この岩の美しさはどうだろう!!
大きな白い壁に突き上げる一直線のクラック、広大なスラブ……。
ため息が出るほどの美しさだ。
今にしてわかったことが一つある。
それは、4つ星ルートにも、5つ星ルートに勝るとも劣らないものが少なからずある、ということだ。
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この日の午後は、これまたアプローチの楽なLembert Domeを登ることにした。



by uobmm | 2017-07-27 16:09 | 海外 | Trackback
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