2008年1月9日(水)
横須賀・久里浜港から、初めて東京湾フェリーに乗った。
うららかな小春日和のこの日、海は穏やかで、空は抜けるように青かった。
冬休みも終わった平日のこんな日に、のんきに船に乗る人は当然少なく、乗客はまばらである。広い船室内には、不思議なくらいのどかな空気が流れていた。
事前に家で調べたら、神奈川県に住む私は、電車で東京を経由していくより、車で久里浜に出てフェリーを使う方がずっと速く行けるということがわかった。家から2時間足らずで金谷に着く。フェリー代も往復1,100円と決して高くない。フェリーに乗って山に行けるなんて、何だかうれしい。
約40分という短い時間で、房総半島の金谷港に到着した。
鋸山へはフェリーを降り、港から直接歩いてゆくことができる。
暖かな房総の日差しを浴び、ひなびた金谷の町を歩くだけでも気分がいい。うまそうな干物に思わず目を奪われる。
遅い時間に出てきたので時間にゆとりはないのだが、昼食を食べていなかったのでたまたま通りかかった浜金谷駅近くの食堂に入ることにする。
「づけ丼」(750円)を注文したところ、これがもう絶品! 金谷恐るべし!!
↑どうです?