カテゴリ:南ア(積雪期)( 14 )


2017年 01月 09日

地蔵尾根から仙丈ヶ岳

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1月7日(土)〜8日(日)は、日本山岳会青年部の合宿で地蔵尾根から仙丈ヶ岳を目指した。
8日が南岸低気圧の接近で雪となりそうなため迷ったのだが、8日午前中くらいまでは天気がもちそうと判断し、予定通り行くことにした。
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地蔵尾根は長大なコースだ。
長く、静かで、南アルプスらしさを存分に味わえる素晴らしいルートだと感じた。
入山した7日は最高の天気。
中央アルプスの展望が素晴らしい!
明日早い時間に登頂して下山するために、この日はできるだけテントを上げる。
幕営予定していた2,400mの展望ピークを越え、さらに2,422mの手前の平坦地まで伸ばしてテントを張った。
森林限界から下の幕営適地としてはほぼここが最終地点と言ってよく、よい場所に泊まることができたと思う。
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  ↑ 2,400m展望ピークにて
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今回のメンバーは私含め8名。
半分の4名は20代前半(学生が3名)というほぼほぼ若いチームで、こういう連中と山に行ってもらえるおじさん (おばさん)は幸せである。
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8日は午前4時45分に出発。
まだ星が見えていた。
低気圧接近前だから、昨日同様風もなく暖かい。
森林限界となる2,736mまで1本で到着。
無雪期ならともかく、雪山でこんな高い場所をヘッドランプで歩くのは珍しい。
少し雲は降りてきているが、薄闇の中で眺める周囲の景色は本当に素晴らしい。
何人かが歓声、奇声を発しながら登っていく。
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午前7時7分、なんとも早い時間の登頂となった。
でも今日のうちに下山するには、よい時間だろう。
山頂は私たちの貸切であった。
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私たちが2,736mまで下りたところで、昨日登山口で会った後続パーティーと行きあった。
8時40分に幕営地に戻り、撤収して下山開始。
途中で雪が降り出したが、午後2時40分、無事下山。
下山した頃より本格的な降雪となった。
雪がばんばんと降りしきる中央道を帰路につきながら、ぎりぎりのタイミングで登頂、帰京できる喜びを仲間たちと味わった。
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by uobmm | 2017-01-09 10:37 | 南ア(積雪期) | Trackback
2016年 03月 24日

仙丈ヶ岳

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3月19〜21日の3連休は日本山岳会ユースの合宿で南アルプスの仙丈ヶ岳へ。
広島支部のメンバーも加わり、にぎやかな山行となりました。
入山する土曜日は午前10時くらいまで雨でしたが、うまいこと歩き出す時間にあがってくれました。
入山は戸台から。
幕営は北沢峠。
この時期は山小屋は営業していないので、テント泊となります。
私も年末の仙丈ヶ岳は何度か登っていますが、3月は初めてでした。
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御多分に洩れず、南アルプスも雪は少ないのですが、それでも仙丈ヶ岳はこの白さ!
この真白き、美しい山容こそ、雪の仙丈の何よりもの魅力でしょう。
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入山日が雨予報のため、入山前は雪崩の心配などもしましたが、天気も雪の状態も予想以上によく、絶好の条件のもとで登ることができました。
春の山は、天候と雪の状態をしっかり見極めること、これがとても重要です。
楽しい山のすぐうしろには、危険な山が待っています。
今回一緒に行った若い仲間たちにも、それを忘れずに、安全な登山を続けていってほしいと願っています。

by uobmm | 2016-03-24 22:29 | 南ア(積雪期) | Trackback
2016年 01月 11日

鳳凰三山

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正月三が日の鳳凰三山。
遅ればせの報告で申し訳ありません。
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入山日の元日は風も弱く穏やかな日本晴れでしたが、2日、3日は晴れてはいるものの、けっこうな風が吹いていました。
それでも観音岳まで往復し、日本の山でも最高級の部類に属する鳳凰三山からの大展望を楽しんでいただくことができました。
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元日から山に行く人……というのは、それほど多くはないのかもしれません。
私もここ数年、元日はお休みしていて、元日からの登山は久しぶりでした。
お正月気分を味わうという意味では、家にいた方がよいかもしれません。
でも、元日からこうして山に浸ったことは、一年のはじまりとして、決して悪いものではなかったと思います。
一年の最初によい山行ができて、今年もきっとよい年になることでしょう。
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⭐️ホームページに2016年1月以降の募集企画をアップしております。随時募集企画も追加しておりますので、どうぞご覧ください。

by uobmm | 2016-01-11 10:25 | 南ア(積雪期) | Trackback
2015年 12月 30日

年末は甲斐駒、仙丈

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12月27〜29日で甲斐駒、仙丈ヶ岳に行ってきました。
北沢峠のこもれび山荘泊まりです。
年末寒波の到来で、出発前はお天気を心配させられました。
行き先変更などいろいろ考えましたが、結果的には日程を1日短縮し、出発を1日ずらしただけで、予定通り甲斐駒、仙丈ヶ岳に行くことにしました。3日目は仙丈に登ってからそのまま下山する計画です。
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28日の甲斐駒は予想外に穏やかな天気となりました。
駒津峰まで登りつめても風は弱く、結局甲斐駒山頂まで目出帽も使いませんでした。
雪は少ないですが、頂上への巻道コースはアイゼンがよくきいて歩きやすく、気持ちよく頂へとたどりつきました。
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翌日はヘッドランプで朝5時前に北沢峠を出発。
雲が多く、風もあり、かすかに雪も舞っています。
「しまった……。昨日仙丈にしておくべきだったか……」
と、ちょっと心配しながら登って行きました。
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幸い、明るくなる頃にはじょじょに青空が見えてきて、小仙丈岳に着くと、歩けないほどの風ではありませんでした。
ゴーグルや目出帽、ダウンジャケットなど、防寒、防風対策をしっかり整え、念のためお客さまとロープをつなぎ、風の強い稜線を仙丈ヶ岳山頂に向かいました。
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昨日とは打って変わって、寒く、風が強かったですが、それゆえか、風景は一層ドラマチックに眺められました。
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真冬に(比較的容易に)立つことのできる3,000m峰はなかなかない。
と、こもれび山荘で一緒だった青年が言ってましたが、なるほど確かにそうかもしれません。
このところ3年ほど年末は仙丈ヶ岳に来ていますが、ますます雪の仙丈ヶ岳が好きになってきました。
こもれび山荘も居心地のよい小屋だし、また遠からずここに帰ってくることでしょう。
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ともあれ、今年最後の山行も無事に終了いたしました。
今年一年の間、ご一緒していただいた皆様、本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
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⭐️ホームページに2016年1月以降の募集企画をアップしております。随時募集企画も追加しておりますので、どうぞご覧ください。

by uobmm | 2015-12-30 10:42 | 南ア(積雪期) | Trackback
2015年 01月 07日

鳳凰三山

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年始最初の山はICI石井スポーツの教室で南アルプスの鳳凰三山へ。
鳳凰三山は好きな山の一つで、積雪期にも行く機会が多い。
冬季は年末年始の短い期間だけ南御室小屋(と薬師岳小屋)が営業しているので、小屋泊りで冬の鳳凰三山に登りたい方は、この時期を選ぶことになる。
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山頂を目指した1月3日は、天気こそ快晴だがものすごい強風で、砂払いの頭から先ではまともに歩けないほどだった。引き返すことさえ頭をよぎったが、薬師岳小屋はすぐなのでとりあえずそこまでがんばる。
薬師岳小屋で小一時間休ませてもらい、薬師岳までのつもりで上がってみると、わずかな時間のあいだに風がだいぶ弱まっていた。これなら観音岳まで行ける……。
結局、鳳凰三山最高点の観音岳まで行くことができ、絶景を堪能することができた。
他に稜線を歩いていたのは1パーティーくらいだった。
今回もまた、山が微笑んでくれた。

by uobmm | 2015-01-07 13:14 | 南ア(積雪期) | Trackback
2015年 01月 01日

謹賀新年/仙丈ケ岳

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年末最後の山行は南アルプスの仙丈岳へ。
28日のドピーカンをつかまえることができ、すばらしい仙丈の眺めを堪能できました。
仙丈岳が日本でも最上級の展望峰であることを改めて知りました。
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甲斐駒と仙丈を比べると甲斐駒の方が険しくて難しいイメージがありますが、積雪期はむしろ仙丈の方がレベルは高いのではないかと思います。
その理由の一つは甲斐駒より風が強いこと。
冬型が決まった日の仙丈は本当に風が強いです。
数年前の年末にお客さまと登っていて、晴天だったのですが、強風のため小仙丈の手前から引き返したことがあります。
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理由の二つ目は、悪天候、ホワイトアウト時に、仙丈の下降はルートファインディングがとても難しくなるからです。
甲斐駒の方が比較的そういうことはありません。
冬の仙丈を悪天候時に下る可能性のある人は、いや、単に冬の仙丈を目指す登山者は、だから、下降時にホワイトアウトになっても下れるよう、十分な事前準備をしておく必要があるのです。
私も、地図にかなり細かくコンパスの角度を入れています。どこからどこまでは何度、どこからどこまでは何度……というように。
その上でもちろん、GPS(アイフォン)で現在地を把握できる用意もしています。
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年末の仙丈、本当に素晴らしかった。
これから年末の募集企画は仙丈を恒例にしようかと思うほどです。
そう、北沢峠のこもれび山荘(旧・長衛荘)もとてもいい山小屋でした。特記しておきます。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです

by uobmm | 2015-01-01 11:41 | 南ア(積雪期) | Trackback
2014年 01月 04日

鳳凰三山

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新年最初の山行は、1月2~4日で南アルプスの鳳凰三山へ。
鳳凰三山は大好きな山の一つです。
日本の山でも最上級の部類に入る素晴らしい展望と、やさしい山容。
雪山初級者に、実に好適な山だと思います。
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元旦の日は冬型が強く、鳳凰三山の稜線も吹き荒れていたようですが、私たちが入山した2日午後くらいから冬型も緩み、白根三山も顔を出しました。
そして3日は朝からよい天気。
鳳凰三山の極上の展望を満喫することができました。
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今回の宿泊は南御室小屋。
冬季は年末年始の短い期間だけ営業しています。
決してきれいな小屋ではないですが(すみません!)、泊り客へのホスピタリティを感じられるよい小屋です。
寝床も暖かく、ぐっすり眠れました。
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ちょうどお天気にも恵まれ、2014年最初の山行も無事に幕を開けました。
今年もより安全に、よい登山をしていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


※山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです。2014年1~3月の募集企画をアップしています。2014年新企画もスタートしました。

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by uobmm | 2014-01-04 17:09 | 南ア(積雪期) | Trackback
2011年 12月 31日

仙丈ヶ岳

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年内最後の仕事は南アルプスの仙丈ヶ岳。
北沢峠から昨日30日に山頂を目指したのですが、強風のため小仙丈岳の手前で引き返すことになりました。
さすがに冬の3,000m峰、あなどれじです。
ただ、前後に1日ずれていたら、おそらくよい条件で登れただろうと思うとちょっと残念でした。
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天気は快晴で、大滝の頭付近までは気温は低いものの風も穏やか、山頂に立てることを疑っていませんでした。
しかし、森林限界を越えた途端に、まともに歩けぬようなすさまじい風!
小仙丈で引き返してきたという先行の登山者は、鼻の頭が白く凍傷になりかけていました。

冬の仙丈ヶ岳は険しい箇所はないのですが、上部の風の強さと、悪天になった時の下山路のルートファインディングの難しさから、冬の甲斐駒よりも登頂率は下がるかもしれません。
しかし、景色は最高でした。
甲斐駒とその左に連なる鋸岳が、無雪期とはまったく別物に感じられる、素晴らしい迫力でした。

by uobmm | 2011-12-31 09:27 | 南ア(積雪期) | Trackback
2010年 04月 07日

鳳凰三山

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日本山岳会雪山入門教室第3回(最終回)は南アルプスの鳳凰三山へ。
今回は2泊3日のテント泊だ。
金曜日は夜半からの風雨激しく、しばらく韮崎のマクドナルドでまったり待機。天候回復を待って午後から入山した。
予定の南御室小屋まで行かずに、手前の開けた尾根上で幕営。
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2日目、通称 “山火事跡地”の幕営地から、長躯、地蔵岳を目指す。
鳳凰三山の最高点である観音岳まで行ったところで、先へ進むか少し迷ったが、時間的には十分可能だし、参加者は若く体力もあるし、ということで予定通り地蔵岳へ。

そして、やっぱり地蔵岳まで行ってよかった。
みなの満足感にあふれた顔を見てそう思う。
往復10時間の充実した一日を終え、テントの中で鍋を囲んで喜びに浸る。
テントはやはりいいなと思う。
山小屋に比べ、快適か快適じゃないか、宿泊費が高いか安いか、という違いだけでない、山を楽しむ上でのもっと本質的な要素がそこには存在しているのだ、と改めて気づかされる。
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ガイドがこんなことを言うのはほめられたことではないと知りつつ、あえて言ってしまえば、、まるで友人たちと山に来ているような、そんな楽しさをふっと感じられる素晴らしい登山だった。

by uobmm | 2010-04-07 17:20 | 南ア(積雪期) | Trackback
2010年 04月 06日

一週間

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先週木曜から6日間山でした。
秩父にハイキングに行き、鳳凰三山にテント泊で登り、白馬で2日間山スキー……。
腰痛がぶり返すのでは? とちょっと心配でしたが、なんとか大丈夫だった(かな)。
でも充実した、楽しい一週間でした。
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写真は日本山岳会の雪山入門教室で行った鳳凰三山です。
参加者ならびにスタッフのみなさん、どうもありがとう! 楽しかったです。
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by uobmm | 2010-04-06 21:16 | 南ア(積雪期) | Trackback