山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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カテゴリ:東北の山( 35 )


2016年 07月 14日

酸ヶ湯温泉、八甲田

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こちらもすでに先週の話なのですが、7月5〜7日は青森県の八甲田連峰に行ってきました。
新幹線で新青森まで3時間と少々。青森も近くなりにけり、です。
初日は酸ヶ湯温泉で宿泊。
酸ヶ湯に泊まるのは初めてでしたが、よい宿でした。
建物は古いですが、中は行き届いており、食事、温泉、サービスとも満足できました。
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翌日から2日間歩く予定でしたが、朝からどしゃぶりの雨。
梅雨時の天気は直前にならないとはっきりせず、読みにくいです。
とても歩く天気ではなく、迷わず酸ヶ湯温泉にもう1泊とあいなりました。
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最終日は晴れたので、酸ヶ湯温泉から毛無岱経由で上る道から登って、ロープウェイ駅まで歩きました。
7月上旬の東北の山なのでお花を期待していましたが、ほとんど咲いていませんでした。
今年は全国的に花がかなり早かったのと、それでなくともこの時期は端境期なのかもしれません。
でも山は静かだったし、青空の下を歩くことができたのでよかったです。
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八甲田に今度来るなら、冬の樹氷の時期に来てみたいと思います。
酸ヶ湯温泉もまた泊まりたい宿でした。
湯治&ちょこっと山歩きの、東北の3日間でした。
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by uobmm | 2016-07-14 09:06 | 東北の山 | Trackback
2016年 03月 18日

安達太良山②

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ブログの更新が遅れてしまいましたが、先週木〜金の安達太良山に続いて、土〜日もICI石井スポーツの教室で安達太良山に登りました。
くろがね小屋はひと月以上前に電話したのですが予約が取れず(申し訳ありません!)、今回はくろがね小屋ではなく、ふもとの岳温泉の宿に泊まりました。
冬の安達太良山は以前はこんなに混んでいなかったはずなのですが、ここ2〜3年、急に行く人が増えたようです。
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そんなわけで、安達太良山の頂上へは2日目に日帰りで登る計画とし、初日は中腹で雪上講習を行いました。
幸い雪上講習に適した、ある程度傾斜があって、雪もそこそこ固い斜面が見つかり、雪上歩行や滑落停止などの練習を十分に時間をとって行うことができました。
その後はビバーグ対策とし、写真のような半雪洞の作り方やツェルトの張り方などを講習しました。
岳温泉の宿に帰ってからもさらに、地図読み、ホワイトアウトナビゲーションの机上講習を行い、初日は存分に勉強していただきました。
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2日目は勢至平経由で安達太良山頂を目指しました。
じょじょに雲が広がってきましたが、風もなく、暖かく、この時期としてはかなり恵まれた条件のもとで登ることができました。
安達太良山、良き山です。
4日間お世話になりました。
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by uobmm | 2016-03-18 19:41 | 東北の山 | Trackback
2016年 03月 15日

安達太良山

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3月10〜11日は安達太良山へ。
初日はのんびりとくろがね小屋へ。
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御多分にもれず、安達太良山も今まで積雪期に来た中で一番雪が少ないが、それでもまだ何とか雪山の様相をたもっていた。
2日目はドピーカンではないものの、まずまずの天気で、雪景色が美しかった。
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もう何度も登っている冬の安達太良山だが、何度来てもここはよい山だと思う。
雪の安達太良山とくろがね小屋を訪れた人は、きっとみな同じ感想を抱くだろう。
さまざまな登山者をやさしく迎えてくれる安達太良山とくろがね小屋。
包み込むような母性を感じさせるたおやかな山容のこの山は、やはりまごうことなき日本の名山である。
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by uobmm | 2016-03-15 05:49 | 東北の山 | Trackback
2015年 06月 27日

北東北の山歩き

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6月25日(木)〜26日(金)は秋田県の秋田駒ケ岳と森吉山へ。
本当は土曜日までの日程で北岳にキタダケソウを見に行く予定だったが、関東以西は天気が悪そうなため、金曜日まで天気が持ちそうな北東北に変更。
木曜日の秋田駒ケ岳は予想以上に素晴らしい天気でうれしくなる。
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東北の花の名山として人気の高い秋田駒ケ岳には私もお客さんも登ったことがあったので、今回は”ムーミン谷”を主目的に入った。
ネットの登山記録でときどき名前を見かける秋田駒ケ岳のムーミン谷は、馬場の小路と言われる谷沿いのコースを言うらしい。
今年はどこの山も花の開花が早く、秋田駒のチングルマも御多分に洩れず終盤を迎えていたが、ムーミン谷のそれはまだまだきれいに咲いていた。
私もお客さんももしかしたら前にも歩いているかもしれないのだが(お互い、記憶が定かでない)、いずれにしても、急坂をわざわざ降りてよかったと思わせられる、静かで美しい場所だった。
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温泉に泊まって、翌日は森吉山へ。
秋田の山の中でも少し離れた場所にある森吉山を訪れるのは私もお客さんも初めてだった。
ゴンドラが動いているので、山頂往復だけなら楽な行程である。
森吉山もまた花が多く、山容はたおやかで、とてもよい山だった。
こうして実際に訪れると、興味も湧くし、さまざまな魅力的なコースがあることを知ることができる。
道中出会った地元のガイドさんからもいろいろ情報を教えていただき、再訪への想いも高まった。
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私のように無雪期の山が好きで、花の山が好きな登山者にとって、6月というのは日本の山を歩く上で外せない月だなあと、つくづく思う。
そして、6月はやっぱり、梅雨入りが遅く、花の多い東北の山だな、とも。
来週からしばらくアメリカに行くのだが、その前に美しい日本の山と花を堪能できて幸運だった。
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山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです。
新しい募集企画や「目指せ北鎌尾根2015」もアップしています。

by uobmm | 2015-06-27 11:26 | 東北の山 | Trackback
2015年 05月 25日

津軽

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岩木山に登った翌日は避難小屋泊まりで白神岳に登る予定でしたが、天気がよくなかったため、中止して観光することになりました。
まずは白神岳を下りたあとに寄る予定だった十二湖へ。
ここを訪れるのは2回目ですが、緑と湖沼群の美しい、よいところです。
1時間弱で歩けるミニハイキングコースがお勧め。下の写真は途中に出てくる青沼です。
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その後は、お客さんも私も初めてだった津軽半島を北上し、龍飛岬を目指しました。
途中、五所川原市にある太宰治記念館「斜陽館」を見学。
太宰治の生家であるこの旧家、素晴らしい邸宅です。
太宰治の父は、のちに貴族院議員にまでなった、青森でも屈指の名家だったのですね。
太宰の本を中学か高校のときに集中的に読んだことがありますが、その中で『津軽』は気に入った作品の一つでした。ひさ〜しぶりに読んでみたくなりました。
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さて、龍飛岬に着きました。
ホテルの部屋の窓からは北海道の渡島半島が眺められます。
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龍飛岬はかつて青函トンネル工事で賑わった時期もあるようですが、いまは静かで、さいはて情緒に満ちています。
港の一艘の小舟はカラスの住処になっていました。
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私たちは高台に建つこぎれいなホテルに泊まりましたが、この食堂兼民宿にもちょっと惹かれるものがありました。
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龍飛岬に泊まった翌日は十三湖(というのもあるのです)に寄り、さらには板柳町で酒蔵見学。
そして弘前城、三内丸山遺跡を訪ねてから東京への帰途につきました。
山登りではなくほぼ観光ツアーになってしまった今回の青森ですが、これまでほとんど馴染みのなかった青森という土地のよさを知ることができました。
次回はぜひ弘前城の桜の時期、そしてリンゴの花の時期にも訪れてみたいものです。
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by uobmm | 2015-05-25 16:08 | 東北の山 | Trackback
2015年 05月 21日

岩木山

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5月18〜20日は青森に行ってきました。
初日は青森の名峰、岩木山に初めて登りました。
車で8合目まで上がることができ、そこからリフトに乗ると9合目まで連れて行ってもらえます。
日本百名山の中でも楽に登ることのできる一座の一つでしょう。
でも、岩木山も火山の山。
頂上直下は石のゴロゴロした荒々しい山容です。
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今回の青森ツアーの目的の一つに、岩木山のふもとを飾るリンゴの花があったのですが、残念ながら今年は開花がひじょうに早く、すでに完全に青々とした葉っぱになっていました。
本来はこの5月中旬くらいがベストのはずらしいのですが……。
花の時期をあわせるのは難しいですね。
岩木山頂上への道はミヤマキンバイがとてもきれいでした。
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今度はもう少し雪がある時期に、できれば岩木山神社の方から登ってみたいものです。
リンゴの花の咲いている時にもまたぜひ青森を訪れたいし、弘前城の桜の時期にも来てみたい……。
岩木山はどこから眺めても美しく、まごうことなき名峰でした。
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by uobmm | 2015-05-21 14:57 | 東北の山 | Trackback
2013年 10月 10日

乳頭温泉~大白森~八瀬森~松川温泉②

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右手にかすむのは岩手山。
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ふだんは忌み嫌うウルシだが、今回はずいぶんと目を楽しませてもらった。
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なんと、時期はずれのチングルマが一輪。
もう種さえ終わっている季節だというのに。
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by uobmm | 2013-10-10 11:36 | 東北の山 | Trackback
2013年 10月 09日

乳頭温泉~大白森~八瀬森~松川温泉①

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6日(日)~8日(火)の日程で、秋の東北の山を避難小屋泊りで歩いた。
名の知られたピークを踏むわけではない、ちょっとマイナーなコースである。
秋の紅葉のいい季節であるが、初日に下山してくる数組の登山者と会っただけで、2日目以降は誰にも会わなかった。
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最近の私のお気に入りの山と言えば東北の山である。
そのどこに惹かれるかと言えば、一つは静かさ、人の少なさ。
もう一つは避難小屋のよさである。
東北の避難小屋は総じてどこも立派な造りで、とても快適に泊まることができる。
(営業の)山小屋よりも、テント泊よりも、(東北の)避難小屋が、山での宿泊形態として一番好きだ。
などと最近思ったりするほどだ。
私(たち)が、人の少ない平日に利用することが多いから、いっそうそれを感じるのだろう。
避難小屋だからむろん、シュラフやコンロやコッヘルや食糧は自分で持参しなければならないが、そんなことは苦にならない。
静かさと快適さ。この2つをあわせ持った理想的な宿泊形態。それが東北の避難小屋だ。
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今回は乳頭温泉の名宿・鶴の湯から歩きはじめ、初日に大白森避難小屋、2日目に八瀬森山荘と2つの避難小屋を利用して松川温泉に抜けた。
6月に同じお客様と、岩手山~三ツ石山~八幡平というコースをやはり避難小屋泊りで歩いたのがとても素晴らしかったので、同じような山域を季節を変えて歩くことにしたのだ。
初日に通過した大白森やその手前の小白森はとても美しいところだった。
今の時期、北アルプスあたりの紅葉の名所はどこも登山者であふれていると思われるが、東北ではこんな美しい場所で、(しかも日曜日なのに)、私たちしかいないのであった。
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by uobmm | 2013-10-09 18:48 | 東北の山 | Trackback
2013年 02月 26日

安達太良山

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何年かぶりの安達太良山でした。
通年営業の山小屋があり、雪山初級者にも比較的登りやすい貴重な山です。
しかもくろがね小屋は温泉付き。それも極上の泉質です。
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私が訪れるのはたいてい平日のせいか、いつ行っても静かで、寛げる山小屋です。
この小屋があるからこその冬の安達太良です。
安達太良山は日帰りでも登れてしまう山ですが、初めて訪れる方にはぜひくろがね小屋に泊まってほしいと思います。それもできるなら平日に。
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強い寒気の影響で、ここ数日、安達太良山も強風が吹き荒れていました。
今朝もまだ風が強く、山にはガスが残り、登頂は難しいかなあと思えるような天気でしたが、歩き始めてみると風もさほどではなく、無事、久しぶりの安達太良山頂を極めることができました。
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冬の安達太良も、もう5~6回訪れていますが、何度来てもよい山、そしてよい山小屋です。
今度は福島に桜が咲く季節に来てみようか…。
またのんびりと旅がてらに訪れたいものです。
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by uobmm | 2013-02-26 21:37 | 東北の山 | Trackback
2012年 08月 02日

駒の小屋

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会津駒ケ岳。駒の小屋。
今年も暖かく迎えていただきました。
夜は、小屋番の三橋さんご夫妻とスタッフ、尾瀬の山小屋の方とアクティブレンジャーの方々らとお酒をいただき、楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
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私はこの夜、はじめてサンショウウオの燻製を食べさせてもらいました。
さらには、まむし酒と行者ニンニクも。
サンショウウオとまむし酒と行者ニンニクは、スタミナをつける食べ物3点セットだそうです。
サンショウウオはけっこうおいしかったけど、まむし酒はいただけませんねえ……。
生臭いというか、へび臭いというか……。
でも、これで仕事が続くこの夏も乗り切れるかな。
どうもごちそうさまでした。
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by uobmm | 2012-08-02 15:35 | 東北の山 | Trackback