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2007年 12月 28日

沼津アルプス

2007年12月19日(水)
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静岡の沼津アルプスは冬の低山歩きではかなりお薦めできる好ハイキングコースである。
最高峰の鷲頭山でも標高392mというまさに低山なのだが、小さなピークと峠をいくつも越える道はそれなりに歩きでがあり、しかもけっこうな急登と急下降が多く、緊張する箇所も少なくない。
けれど、冬のさなかに暖かな陽光を浴びながら、美しい海を眺めて山道を歩く気分は最高である。
急登ばかりでなく、のんびりと歩ける気持ちのよいカヤトの尾根もあり、険しさのあとの解放感がまたいい。
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この日は雲が多く、お目当ての富士山の姿をほとんど拝めなかったのが何と言っても残念だった。
そして、それでも沼津アルプスは十分に素晴らしく、山歩きの楽しさを存分に味わえる一日だった。

そう、それに雲があったからきっと、いつもよりもっと美しく輝く港を眺められたのかもしれないのだし。
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by uobmm | 2007-12-28 21:39 | ハイキング | Trackback
2007年 12月 28日

安達太良山

2007年12月15日(土)~16日(日)
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東北は福島の名山・安達太良山を登りに行く。
東北本線・二本松駅まで、郡山駅まで新幹線を使えば、大宮からわずか1時間半足らずである。
二本松駅からはタクシーを利用し、登山口となる奥岳まで入る。

天気は冬型の気圧配置。登山口付近ではまだ青空ものぞまれるが、風が強く、山の上の方はガスに包まれている。二本松は基本的に太平洋側の気候だが、安達太良山は八ヶ岳などと同様、冬型の際は季節風の吹き出しの影響からまぬかれないようだ。
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安達太良山の大きな魅力の一つは、通年営業しているくろがね小屋の存在である。本格的な雪山の中腹で冬季に通年で営業している小屋は、八ヶ岳のいくつかの小屋をのぞけば、日本中でも西穂山荘、千畳敷ホテル、甲斐駒・七丈小屋、そしてこのくろがね小屋くらいだろう。
安達太良山は小屋泊まりで登れる数少ない本格的雪山の一つである。
しかも、この小屋には温泉がついている。ふもとの有名な岳温泉の源泉がくろがね小屋付近から湧き出る湯であり、泉質の良さも折り紙つきである。雪山に来て熱い熱い温泉に入れる贅沢……。
週末だが宿泊客は少なく、だるまストーブのたかれた小屋内には静かに音楽が流れていた。長く小屋番をされている佐藤さんが暖かくもてなしてくれる。

16日は雪だった。歩けないほどの天候ではないので、頂上目指して出発する。
しばらくはそこそこ視界もあり、この分なら頂上まで行けるかと思っていたのだが、峰ノ辻を過ぎる頃より風雪が激しくなった。あとわずかで頂上のはずだが、もはやホワイトアウトである。
無理せず引き返すことにした。トレースが残っているうちに戻りましょう、などと言ったが、引き返してみれば、斜面につけたトレースはあっというまに消えていた。

無事にくろがね小屋に戻り、ゆっくりと休憩。昨日登った道を奥岳へと下山する。
天候には恵まれない登山だったが、雪の中を歩く楽しさ、そして東北の静かな山小屋に一夜を過ごす楽しみを、しみじみと味わうことができた山行であった。

by uobmm | 2007-12-28 02:01 | 東北の山 | Trackback
2007年 12月 27日

黄連谷左俣

2007年12月10日(月)~11日(火)
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山岳部の後輩2人と甲斐駒・黄連谷左俣へ。
初日、5合目にテントで泊まり、翌朝明るくなった6時30分に出発。
黄連谷には少々時期が早いかと思ったがまずまずよく凍っている。次々に現れる大きな氷瀑やナメ滝を快適に越えていく。
ハイライトである大滝は上部がまだ氷結が甘く、スクリューが決められず少々怖かった。
その先は雪が深くなりラッセルとなる。昼前から雪が降り出したせいもあり、かなり深いところもある。
つめのルンゼもひどいラッセル。腿から、深いところで腰までもぐる。この時期の甲斐駒でこんなラッセルをするとは思わなかった。かつて通った冬の剣や黒部などを思い出しながら、3人で交代にトップをつとめる。今日中に下山する予定だが、時間がやばくなってきた。
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午後4時、やっと稜線にたどり着く。新雪の積もった黒戸尾根を下り七丈小屋へ着く頃には、はや日没を迎える。
七丈小屋では小屋番の田部さんのご親切で温かい飲み物にカップ汁粉までいただいた。ゆっくり休ませてもらい英気を養う。
それからヘッドランプをつけて5合目へ。テントを撤収して下山にかかる。ここからが長い!
雪はいつの間にか上がり、空には星がまたたきはじめた。眼下の町の明かりが美しい。

午後10時、ようやく登山口へ到着。 疲れました!!

by uobmm | 2007-12-27 16:15 | 南ア(アイス) | Trackback
2007年 12月 27日

木曽駒ヶ岳

2007年12月8日(土)~9日(日)

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駒ヶ根の町ではまだ雪の気配さえ感じられなかったが、ロープウェイで標高2,600mの千畳敷に上がれば、そこは完全な雪世界だった。積雪はすでに70㎝ほどあるという。
千畳敷は簡単に2,600mまで上がれるのも魅力だが、それ以上に魅力なのが通年営業している千畳敷ホテルの存在である。何しろここは山小屋ではなくホテル。お風呂もあるし、食事も豪華だ。
でも何と言っても素晴らしいのは、暖房のきいた部屋の窓から眺められる南アルプスの大パノラマだろう。甲斐駒から光岳まで実に実に壮観である。
そして南アルプス連山の向こうには富士山も顔を出している。12月下旬にわずか3日間だけ、ダイヤモンド富士(富士山てっぺんからの日ノ出)が見られる日があるそうだから、一度その日にあわせて来てみたいものである。
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8日、足慣らしと冬山装備の確認を兼ねて稜線(乗越浄土)まで往復。
9日は木曽駒と宝剣岳登頂の予定だったが、予報とは異なる悪天候で残念ながら断念する。
ホテルで地図読みの勉強をしたり、千畳敷周辺でラッセル練習、ツェルトの使い方講習などをして過ごした。
9日の気圧配置は弱い冬型で、中央アルプスや駒ヶ根には晴天の予報が出ていたのだが、やはり弱くても冬型の時はこの辺りの山はダメなようだ。

ともあれ、千畳敷は快適なホテルに泊りながら、アルペンチックな雰囲気にあふれた3,000mの雪山を体験できる場所として、冬ももっと訪れられてよい山だと改めて思った。
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by uobmm | 2007-12-27 00:33 | 中央アルプス | Trackback