山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2009年 02月 27日

安達太良山

2009年2月25日~26日
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私が安達太良山にひかれ、近年毎年のように訪れるのは、くろがね小屋の存在が大きいと思う。
ゴンドラリフトを利用すれば日帰りで楽に頂上を往復できてしまう山だが、その登り方をしてしまっては、この山のよさを十分に味わうことはできないかもしれない。
ふもとから2時間ほど歩いた場所に、温泉がわく山小屋があり(しかも極上の泉質だ!)、それが冬季にも営業しているというのは、雪山に登る登山者にとって本当にありがたいことだとつくづく思う。
そして、くろがね小屋は静かで、暖かく、いつ行っても居心地がいい。
ダルマストーブにあたり、ほの暗い明かりの下で静かな夜を過ごすとき、私たちは安達太良山のよさをしみじみ感じることができるのだ。
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翌日は思ったほど天気が良くなかった。さすがに思い通りにはいかないものだ。
しばらく小屋で待機したのち、頂上を目指して出発。
峰ノ辻まで来た時、先に出た男性が戻って来た。稜線は吹き飛ばされそうな強い風で引き返してきたという。
安達太良山は風が強いことで有名な山だ。私たちも無理せず下山することにする。
私も歩いたことのなかった、峰ノ辻から勢至平へと直接下る道を下りてみることにした。
何しろ広々とした地形で、視界がないと不安だが、たくさんの赤布に助けられ、問題なく下ることができた。
この道は初めてだったが、とても素敵なコースだった。
ツツジの林立する雪原は不思議な景観で、スノーシューハイクなどにも好適だろう。よいコースを知った。

東北の山はいい。来年は冬の吾妻連峰も歩いてみよう。

by uobmm | 2009-02-27 17:42 | 東北の山 | Trackback
2009年 02月 26日

雲の切れ間に

2009年2月25日
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だいぶ季節の早い菜種梅雨といった様相で、今週はさえない天気が続いている。
金峰山に行く予定だったが、東北の方が前線の影響を受けず晴天が期待できるということで、安達太良山へと行き先を変更した。

いつものように奥岳のスキー場から歩きだす。
今日はくろがね小屋付近でも雨が降ったらしく、雪はべしゃべしゃだった。
歩きだしてすぐに雨が降り出したが、じきにやみ、しだいに青空が広がってきた。
初日は降られること覚悟で、青空なんて期待もしていなかったのだが……。
そして青空以上に予期せぬプレセント。
カラマツ林の向こうに、美しい光彩が大きな弧を描いた。
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by uobmm | 2009-02-26 18:13 | 東北の山 | Trackback
2009年 02月 25日

阿弥陀岳北稜

2009年2月22日
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朝は思ったよりも風があったがしだいに弱まってきた。
この時期としては暖かく、絶好の登攀日和である。

八ヶ岳のバリエーションルートでどこか好きか? と聞かれ、阿弥陀岳北稜と答える登山者は少ないと思う。
阿弥陀の北稜は八ヶ岳のバリエーションルートとしては初級であり、岩稜を登ろうという登山者やガイドにとってはいささか易しすぎるからだ。
でも私はこのルートがとても好きだ。登るたびによいルートだなあと思う。
登っていて、背後に開ける広い空間がいい。
誰でも受け入れる懐の深さがいい。
しかし、何といってもよいのは、頂上に出た時の開放感だろう。
阿弥陀岳というのは八ヶ岳の主稜線から少し外れているが、それゆえに展望がピカイチだ。
そして頂上が広々としており、さながら回り舞台のようである。
山、難しきゆえに貴っとからず。

見回せば、山はわずか一日で雪の化粧はほとんど落とし、また黒々とした春の山に戻ってしまっていた。
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by uobmm | 2009-02-25 08:13 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 02月 24日

白い世界

2008年2月21日
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悲しいような暖冬で、どこの山も雪が少なく、先週の八ヶ岳はまるで5月の山のようだった。
そんな八ヶ岳が久しぶりに新しい雪におおわれ、純白の雪景色を取り戻していた。
幸運な登山者だけが巡りあうことができる、山がもっとも美しい日。
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ジョーゴ沢に入れば、岩肌も樹々も清浄な雪の化粧をまとい、ため息の出るような美しい世界が広がっていた。
アイスクライミングより何よりも、この景色を見られたことだけで幸せだった。
などというセリフはむろん、ガイドが言うことではないのだけれど。
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by uobmm | 2009-02-24 13:17 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 02月 18日

城ヶ崎

2009年2月16日
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好日山荘の方々とのクライミング研修で城ヶ崎へ。
久々の海がまぶしい。
ちょっと風が冷たかったが、城ヶ崎でのクライミングはいつ来ても気持ちがいい。
やっぱり、海の景色って開放感があるから、心も解放されるのだろうか?

夜は城山(じょうやま)に移動してキャンプ&車中泊したのだが、翌朝目覚めてびっくり。
なんと雪が積もってました!
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↑ 吹雪く城山


ホームページに6月中旬までの募集日程をアップしました。

by uobmm | 2009-02-18 15:33 | クライミング | Trackback
2009年 02月 17日

中山尾根

2009年2月15日
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ホームページに6月中旬までの募集日程をアップしました。

by uobmm | 2009-02-17 15:12 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 02月 15日

春一番

2009年2月14日
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朝まで強風が吹き荒れ、山は一日大荒れではないかと予想していたのだが……。
春一番のあとは晴れた5月のような陽気となった。
久しぶりに美しい八ヶ岳の山々を眺めたような。
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by uobmm | 2009-02-15 22:10 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 02月 10日

蔵王

2009年2月9日~10日
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蔵王といえば有名だが、実は夏にさえ行ったことがなかった。
冬の蔵王の名物である樹氷群も、むろん頭の片隅では知っていたものの、これまで自分の興味の対象になることはなかったのである。
天気予報もあまりかんばしいものではなかった。
青空ならともかく、曇天の下では樹氷も映えないのではないかなあ……と、たぶんに消極的な気持ちを抱きつつ、山に上がったのである。
そして、私の浅はかなイメージは見事に裏切られたのであった。
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その不思議な光景は、まさしくおとぎの世界そのものだった。
スノーモンスターとあだ名される物言わぬ雪の“生物”たちが、そこには文字通り群れていた。
高曇りだがうまい具合に陽が射し、幻想的な風景をいっそう美しく見せている。
平日のため登山者もおらず、私たちはその神秘の世界に存分に浸ることができた。
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ペンションで一夜を過ごした坊平高原も、静かで素敵な場所だった。
今度行くときはもっとゆっくりと過ごそう。
蔵王の魅力をきっとさらに知ることができるに違いない。

by uobmm | 2009-02-10 20:20 | 東北の山 | Trackback
2009年 02月 08日

赤岳主稜

2009年2月7日~8日
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久しぶりに冬の八ヶ岳らしい、寒さに耐えながらの登攀となった。
天気は弱い冬型で、雲は薄く、今にも晴れてきそうな感じだが、吹き上げる風は冷たく、気温も低かった。
八ヶ岳を代表する人気バリエーションの赤岳主稜だが、穏やかな天気の下で登るのとではまったく別物の感がある。しかし、冬の八ヶ岳のバリエーションを登りにくるということは、ある意味、この厳しさを求めている、とも言えるのだ。

時折のぞく青空と凍てつく岩肌。
ガスの中に時折浮かぶ阿弥陀岳の姿には、同じ山とは思えぬような神々しさがある。
赤岳の頂上に立つのは、この冬はじめてだったろうか?
いつ来ても素晴らしい山頂だ。
空はいつしか完全に晴れ上がっている。
風はあい変わらず強く、雪片を舞い上がらせている。
顔はこわばり、手も足も冷たい。
今日はよい登山だった。
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by uobmm | 2009-02-08 19:48 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 02月 06日

曽我丘陵

2009年2月5日
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小田原市の曽我丘陵を歩く。
いくつかのガイドブックには載っているが有名とは言えないようで、道標などはあまり整備されておらず、ハイカーの姿もほとんど見かけない。
しかし、この梅の時季に、ふもとの梅林見物と兼ねて歩くのは悪くない。
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予報に反して天気はいま一つで、展望がほとんどなかったのは残念だったが、暖冬のおかげで梅は見頃を迎えていた。
曽我梅林は2月1日から梅まつりが催されており、平日にもかかわらずなかなか賑やかだ。
梅まつりの期間は、梅林の中で自由に休むことができるのがいい。
正午過ぎに下りてきた私たちは、美しい花の下でゆっくりとお弁当を広げた。
ちょっと雅(みやび)な昼食であった。
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by uobmm | 2009-02-06 18:33 | ハイキング | Trackback