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2009年 03月 29日

赤岳・天狗尾根

2009年3月28日~29日
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八ヶ岳東面を代表するバリエーション・天狗尾根を登る。
下界はすっかり春の様相だが、八ヶ岳はまだまだ雪山だ。
久しぶりに少し冷えている。

d0138986_2265698.jpg八ヶ岳東面は、赤岳鉱泉などのある西面に比べ、圧倒的に登山者が少ない。
営業小屋はなく、私たちも今回はテント泊まりだ。それが大変さであり、また魅力でもある。
週末にもかかわらず山は静かだった。

2日目は予想以上の晴天となった。
空は晴れ、風もなく、そして適度に冷えていた。絶好の登攀日和であった。
八ヶ岳のバリエーションというと、西面の赤岳主稜や中山尾根、小同心といった名前がまず挙がるが、天狗尾根はその登り応え、ロケーション、そして風格という点からかんがみて、八ヶ岳随一のバリエーションと言っても過言ではないと私は思う。
確かに少々タフなルートだ。
2日目はテント泊の荷物を担ぎ、赤岳経由で美濃戸口まで、11時間の歩行となった。
もうすぐ4月で、街では桜が咲いている。
冬の終りに、よい山行ができた、と思った。
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by uobmm | 2009-03-29 22:19 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2009年 03月 27日

谷川岳・天神平③

2009年3月24日~25日
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えー、遭難者が出たわけではありません。
研修2日目は予報通りの悪天候。晴れていれば谷川の山頂に行きたかったのだが仕方がない。
予定通り、雪崩と搬送の研修を行う。
雪崩ビーコンは初期型から最新機種までいろいろ用意していただいたので、使い比べができてとても有意義だった。また初めて、ビーコン機能のついたプローブ(ゾンデ棒)も使うことができた
そして、ツエルトを用いての負傷者の搬送。
私にとってもよい復習というか研修になる。やはりこういったことは定期的にやることが大切なのだ。
昨日とは打って変わった冬の天気となったが、よい研修ができた2日間であった。
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↑ ビーコンは左が1本アンテナ。真ん中が2本アンテナ。右が3本アンテナタイプです。

by uobmm | 2009-03-27 22:16 | 上越の山 | Trackback
2009年 03月 26日

谷川岳・天神平②

2009年3月24日~25日
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d0138986_1645594.jpgK山荘の方々との研修。今回は谷川岳で雪洞を掘る。
天神平スキー場から20分ほど登った、スキー場が見下ろせる斜面だ。ここでは以前にも一度雪洞を掘ったことがある。
まずは斜面をL字に削って、垂直の壁をつくり、それから横穴を掘っていく。
今回は人数が5人なので、2つ同時に横穴を掘っていく作戦にする。ある程度の深さまで掘れたら、中で2つの穴をつなげるのである。

d0138986_165172.jpg掘りはじめてすぐ、あれれ?? という気持ちになる。
掘っても掘っても雪がかたくならず、やわらかいのである。
表面の雪はやわらかくても、下の方の雪は固くしまり、スコップをさすのも大変になるのがふつうである。
されど今日の雪は、2m掘ってもまだざらめ雪で、簡単にスコップが刺さるのだ。
うーむ、こんなところにも明らかな暖冬の影響が……。
おかげで作業の進捗は早いものの、掘り進めながら私の頭の中には不安がよぎる……。
崩れやしないか、と。

d0138986_16111456.jpgOさんが時折り携帯で、試合状況をチェックする。
そうなのだ。私たちが雪の斜面にせっせと穴を掘っている今この時、WBCの日韓決勝戦が行われているのである!

こんなところで穴掘ってる場合か!?

そんな思いが何度か脳裏をよぎる。

2つの穴から掘っていく方式の雪洞は、お互いが貫通したとき、ちょっとうれしい。
雪洞は5人どころか7~8人寝られそうな大きなものができたが、それでも2時間ほどで完成した。間に休憩を入れたにもかかわらずだ。
ふつうは早くて2時間。今回のように大きなもので、しかも不慣れなメンバーがいたとなれば3時間くらいかかってもおかしくないのに、なにしろ雪がやわらかかったのだ。

d0138986_1685510.jpgそして、ついにイチローが打ちました!
うおーっ、なんという試合展開なんだ!!
私が麻生首相だったら、今日は“国民の休日”にしたのにい……。
そんなしょうもないことを考えつつ、広い雪洞の中で、Iさんの用意してくれたすき焼きに舌鼓を打ち、はるか異国の地で私たちに感動を与えてくれたジャパンのメンバーに、ビールで乾杯したのでした。
ああ、観たかった……。

by uobmm | 2009-03-26 16:14 | 上州の山 | Trackback
2009年 03月 25日

谷川岳・天神平

2009年3月24日~25日
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先週に引き続き、谷川岳にやってきた。
美しく晴れ渡った空。今日は上に登らないのが残念だ。
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私たちは天神平スキー場のすぐ上で、ひたすら雪の斜面に穴を掘る。
そう、今晩は雪洞で泊まるのだ。
おかげで珍しい、スキー場の夜景を眺めることができた。
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by uobmm | 2009-03-25 21:20 | 上州の山 | Trackback
2009年 03月 22日

城山

2009年3月21日
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Mさん、Fさんと久しぶりのクライミングで伊豆の城山(じょうやま)へ。
2日間の予定だが、晴天は1日だけのようなので、登山口8時集合で登りはじめた。
おかげで岩場に着いたときは2人しかおらず、予定のマルチルート「バトルランナー」も一番で取り付くことができた。
下りてきて、お昼を食べ、午後からもう1本。今度は黎明ルートというマルチへ。
黎明ルートはあまり登られているルートではなく、私もはじめてだったのだが、友人ガイドからけっこういいよと聞いていた通り、なかなか良質の内容だった。
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当初はテント泊の予定だったが、明日は朝から雨そうなので、夜はテントではなく三島に出る。
現在、三島駅のそばに住むFさんの案内で、とても雰囲気のよいバーへ。
クライミングのあとにバーで飲むというシチュエーションは初めての経験のような気がしたが、このバーはとにかく雰囲気が素敵で、カクテルもすこぶるおいしかった。
バーテンダーさんは若く、美しく、感じのよい女性なのだが、ちなみにこの方はバーテンダーコンクールの日本チャンピオンなのだそうだ。うーむ、納得。

で、そんな洒落たバーで飲んだあと、私は車の中でシュラフで眠ったのでした。

by uobmm | 2009-03-22 19:44 | クライミング | Trackback
2009年 03月 19日

ふたたびのはじまり ― 横尾尾根・春山合宿①

2009年3月2日~3月10日
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上高地へ通じる釜トンネルが今回の合宿の出発地点である。
燕岳から上高地へと縦走した冬山合宿は、2ヶ月前、同じ釜トンネルで体操をして、幕を閉じたのだ。
再びここに戻ってきて、そして歩きはじめることに不思議な気持ちを抱く。
そう、なんだかその2つの山行が、あたかも続いたものであるかのような……。
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入山前にあったある出来事により、私はひどくナーバスな気持ちになっていた。
とにかく無事に下りなければ。慎重の上にも慎重を重ねよう……。
繰り返しそんなことを考えていた。
学生2人を見れば、いつものようにやる気にあふれ、重たい荷にも明るい表情で、ときおりふざけながら歩いている。
梓川沿いの道は、ちょうど冬山合宿の下山日がそうであったように、雪が降り、静かなモノトーンの世界だった。
初日は横尾の冬季小屋に泊まる。外はかなり強く吹雪いている。
再び、合宿がはじまった。

by uobmm | 2009-03-19 11:28 | 北ア(積雪期) | Trackback
2009年 03月 17日

谷川岳

2009年3月16日~17日
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谷川岳を訪れるのは一年ぶりだ。
八ヶ岳や北アルプスとはまた異なる、上越の雪山の景色がとても新鮮に感じられた。

谷川岳に登るのはロープウェイを使って天神平から登るのが一番楽だし、雪の時季にお客さんを連れていくのはもっぱら天神尾根からだったのだが、今回は西黒尾根から行くことになった。
冬の西黒尾根はテントや雪洞で泊まっての1泊2日で登るパーティーが多いようだが、2日目に日帰りで登ることにして、初日は途中まで往復することにした。
幸いたくさんのトレースがついており、ラッセルはない。
登山口から400mほど登った標高1,150mの小ピークまで上がると、山頂や一ノ倉沢の岩壁がよく見えた。西黒尾根から一ノ倉沢がこんなによく見えるなんて、今まで意識したことがなかったなあ……。有名な烏帽子大氷柱もよくわかる。
平日のせいもあるが、天神平からと違い、静かなのがよい。
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そして翌日。登山口に向けて車を走らせていると雨が降り出した。
今日は全国的に晴天の予報だが、携帯でピンポイント予報を見ると、谷川岳周辺だけが午前中雨になっている。雨はどんどん強くなり、そして雪に変わった。
昨日まで春爛漫という感じだったが、一気に冬に逆戻りだ。
結局、天神平でスキーをして帰ることになった。西黒尾根はまた来年のお楽しみとしよう。

by uobmm | 2009-03-17 19:17 | 上州の山 | Trackback
2009年 03月 15日

遠見ヒュッテ

2009年3月14日~15日
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久しぶりに白馬五竜スキー場を訪れる。5~6年振りだろうか? ずいぶんごぶさたしてしまった。
白馬五竜スキー場はむかしは五竜遠見スキー場という名だったし、私たちはただ「遠見(とおみ)」と呼ぶ。
ここは私たち法政の岳人にとって、心のふるさとのような場所だ。
なぜなら、ここには私たちの山小屋である遠見ヒュッテがあるからだ。
白馬五竜スキー場の最上部に位置し、絶好のロケーションの中に建つこの山小屋は、法政大学山岳部のハイマートである。
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14日は終日猛吹雪で、私たちは薪ストーブにあたりながら、昼間から飲みはじめた(全員にあらず)。
夜は鍋を囲み、山の歌をうたう。外はあいかわらず猛吹雪で、時おり強い風で小屋が揺れるほどだ。それがまたよい。
営業小屋ではない、私たちの山小屋なのだ。大事にしよう。
そして、これからはできるだけ毎年ここを訪れるようにしよう、と思った。

by uobmm | 2009-03-15 21:52 | Trackback
2009年 03月 10日

下山しました

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春山合宿~横尾尾根から無事下山しました。
報告はこれから漸次していこうと思いますが、学生のブログの方が早く、かつ詳しい山行報告が載ると思います。
よろしければ法政大学山岳部ログもご覧ください。

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by uobmm | 2009-03-10 21:41 | 北ア(積雪期) | Trackback
2009年 03月 01日

行ってきます

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本日夜から、法政大学山岳部の春山合宿で槍ヶ岳・横尾尾根に行ってきます。
横尾尾根は古くから登られている、槍ヶ岳を目指す古典的バリエーションルートです。
冬の槍ヶ岳は学生時代に北鎌尾根から登っていますがそれ以来です。冬山合宿に引き続き、学生ともども楽しんできたいと思います。

3~4月はガイド企画がほとんどなく、お客様には大変申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

※写真左下から右上にのびている黒い尾根が横尾尾根です。写真右はしが槍ヶ岳。

by uobmm | 2009-03-01 13:46 | 北ア(積雪期) | Trackback