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2016年 02月 29日

テント泊で権現岳

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2月27日〜28日の週末は、テント泊での権現岳。
登山口の天女山入り口に着くと、登山口の狭い駐車場に停めきれない車が路肩にずらりと並んでいた。
いつから冬の権現岳はこんなに登山者が増えたのだ? とびっくりしたが、山に入ったら登山者の多さは気にならない程度だった。
雪が異常に少なく、きっと5月くらいの状態なのだろうと思う。
テント場に予定していた1,830m~1,850mの平坦な尾根上は、かろうじて雪があって助かった。
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初日は比較的早い時間にテントを張り、翌日に予定しているホワイトアウト・ナビゲーションの準備をテントの中で。
その後は水作りをして、そしてビール、ウイスキーを飲みながら、楽しいテントの時を過ごした。
参加のお客さま3名は、みな雪山テント泊の経験はきわめて乏しいはずだが、水作り、夕食つくりなど、みな勘がよいと言おうか、見ていて不安を感じさせなかった。
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初日の夕方、ちらちらと降雪があった。
2日目は再びよい天気に。降雪はテント場のまわりで1ミリかそこらで、ほとんどなきがごとし。
それでも登っていくと、それが2〜3ミリから5ミリくらいになり、そのわずかな新雪が、山の上部に淡い雪化粧をほどこしてくれていた。
権現岳にはちょうど1年前にも同じコースから登ったが、このときはガスっていて展望がまったくなかった。
今回は土日とも春霞がかかったような天気だったが、それでもまじかに迫る南八ヶ岳の名峰たちの眺めは最高に素晴らしく、存分に景色を堪能することができた。
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権現岳山頂から三ツ頭に戻り、そこからテント場までホワイトアウト・ナビゲーションをしながら下山する。
地図とコンパスと、前日に準備したルート情報などを参考に、みなで協力して目的の地点を目指す。
登山道から外れて道なき斜面を下ったりもするが、それはそれで、大変だけど楽しいものだ。
無事にテント場へと下りつき、テントを撤収して下山する。
下山したとき、仲間たちとの山行を終えたような、そんな気持ちがふっとよぎった。
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by uobmm | 2016-02-29 12:36 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2016年 02月 26日

京都、比良、琵琶湖

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2月23〜25日の平日は、初めての比良の山へ。
初日は中学校の修学旅行以来の京都。
「哲学の道」から銀閣寺へ。
「哲学の道」も銀閣寺も、どちらも落ち着いた雰囲気の好ましい場所でした。
銀閣寺は修学旅行でも訪ねているのですが、今回のほうがずっと印象がいい気がします。
京都のような場所は、やはり子供の時分に見るよりも、少し年取ってから訪ねたほうがよいのだろうなと思います。
京都ってよい場所がたくさんあるのだな……と、この歳になって知りました。
「あたりまえだろう」、と言われそうですが。
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坊村の宿に泊まり、翌日は比良山地の最高峰・武奈ヶ岳へ。
比良の山を訪ねるのは初めてです。
本当はかなり積雪の多い地域らしいのですが、京都から移動した初日は、里にも山にもどこにも雪が見えません。
しかし、翌日は冬型が強まり、朝から雪。
けっこう本降りでしたが、武奈ヶ岳は標高1,200mほどの山ですので、樹林帯を登るぶんにはそれほど問題とはなりませんでした。
山はみるみる白くなり、お客様たちが期待していた雪景色を眺めることができました。
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そして3日目はびわこバレイスキー場のロープウェイを利用して打見山から蓬莱山へ。
私は琵琶湖を見るのは生まれて初めて。
その雄大かつ、自然豊かな景観に感動しました。
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打見山〜蓬莱山は短いコースですが、琵琶湖の景色が最高に素晴らしく、軽いスノーハイクの秀逸なコースと感じました。
蓬莱山からは小女郎池まで足をのばし、静かな雰囲気の氷結した小女郎池に出会えました。
3日間、充実した山旅を楽しむことができました。
琵琶湖をぜひ再訪したいと思います。
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by uobmm | 2016-02-26 22:32 | ハイキング | Trackback
2016年 02月 20日

城山南壁

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↑ 城山山頂からの眺め

2月18日(木)は城山南壁へ。
前日の湯河原は風が冷たくて寒かったですが、この日は予想どおり暖か。
幕岩よりすいていて、ゆったりと登れます。
今回の参加者はお二人とも城山が初めてでした。
ショートルートでたっぷり練習してから、西南カンテルートへ。
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西南カンテは、城山のマルチピッチの中でもっとも初級向けのルートです。
難しくはありませんが、初級者の方には好適なルートだと思います。
他の城山のマルチはすべて終了点から懸垂下降で降りますが、西南カンテだけは私はアプローチシューズを担ぎ、登山道を歩いて下ります。
そして、ほとんどの場合、城山山頂にも寄り道します。
クライミングをして、山の山頂に立てる。
それが西南カンテルートの何よりもの魅力だと思っています。
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by uobmm | 2016-02-20 12:44 | クライミング | Trackback
2016年 02月 19日

湯河原幕岩

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2月17日(水)は湯河原幕岩へ。
梅林は現在五分咲きと看板が出ていました。
この日は予想以上に風が冷たく寒かったですが、岩場は混んでいましたね。
近く、お手軽な幕岩は、ますます人気なようです。
3月上旬ごろには、梅も満開となるでしょうか。
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by uobmm | 2016-02-19 08:35 | クライミング | Trackback
2016年 02月 15日

雷電海岸アイスクライミング

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2月10日から北海道の雷電海岸に行っておりました。
雷電海岸は岩内町という、小樽から余市を経由し、さらに西に向かった積丹半島の付け根にあります。
海に面した道路沿いの駐車場に車を停めて、20〜40分くらいで取付きに至れます。
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1〜4ルンゼの4本の氷瀑・氷柱ルートのほか、上の写真のナイルという、120mのスケールを誇る日本離れした見事な氷柱があります。
2日目に登ることができました。
他にビッグウェーブというナイルよりさらに難しいらしい、今年は下までつながっていなかった(らしい)氷柱もあります。
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3年前に初めて訪れた時、1ルンゼと2ルンゼの比較的易しい2本と、ナイルの1ピッチ目だけ登って帰りました。
今回はナイルと、前回登らなかった3ルンゼ、4ルンゼが目的です。
上の写真の真ん中左手の顕著な氷瀑が2ルンゼ、右のほうの目立つ氷瀑が4ルンゼです。
3ルンゼは4ルンゼの少し左の細い氷柱です。
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上の写真が3ルンゼ。完全なバーチです。3日目に登りました。
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こちらは4ルンゼ。初日と、やはり3日目に再度登りました。
見た目よりは立っていて、1ピッチ目が55mくらいあります。
2ピッチあるのですが、2ピッチ目は氷結悪く、登りませんでした。
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こんな素晴らしいロケーションを眺めながら登ることができます。
アプローチも近いし、景色は最高だし、ルートも素晴らしい。
雷電海岸は極上のエリアです。
ただ、唯一の問題は雪崩のリスク。
3年前の訪問以来、雷電海岸を再訪しなかったのも、雪崩の心配ゆえでした。
どかっと降ったあとや雨の後などは、だから要注意です。
今回も心配しながら赴きましたが、幸い雪は少なく、私たちが訪れた時は安定していました。
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ナイルを登っている時、富良野在住のNガイド夫妻と一緒になって、知己を得ることができたのも今回のうれしい収穫の一つです。
Nさんから、タチカマという、冬の岩内でしか食べられないという名物を教えていただき、さっそく食べに行きました。
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タチカマとは、スケソウダラの白子でつくったカマボコのこと。
ふにゅぷよっとした、独特の食感です。
ワサビじょうゆで食べるのもおいしいですが、私たちはバター炒めがより気に入りました。
幸いとてもよいお寿司屋にも出会うことができ、北の海の魚を存分に堪能させてもらいました。
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岩内の町でローカルな雪祭りも見学。
雷電海岸にいるあいだは天気にも恵まれたし、2回目のこの土地が急速に好ましく感じられてきました。
またぜひ訪れたい。
そう、強く思うとともに、楽しい旅をさせてくれたYさんに心から感謝したいと思います。
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by uobmm | 2016-02-15 23:02 | 北海道 | Trackback
2016年 02月 08日

日本山岳会学生部 雪山安全&アイス講習

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2月3日〜5日は八ヶ岳で、日本山岳会学生部所属の学生たちとの講習会。
日本山岳会学生部は東京近郊の大学山岳部の集合組織です。
毎年この時期に2日間アイスクライミング講習を実施していたのですが、今年は私が願い出て、1日は机上、1日はホワイトアウト・ナビゲーションの実習、1日アイスクライミングという形で実施しました。
アイスクライミングを覚えるのも悪いことではないですが、それ以上に(それ以前に)、学生たちには知っておいてほしいことがある、と思えたからです。
2泊お世話になった美濃戸口の八ヶ岳山荘には、ご厚意により、格安の学生料金で泊まらせていただきました。実に快適でした。ありがとうございました。
初日は上の写真のツェルト講習の時間以外は、八ヶ岳山荘内で机上講習。
雪山を安全に登る上で私が大切と思う事柄を、改めて基礎から学生に伝えようと思いました。
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2日目はホワイトアウト・ナビゲーションの実習。
八ヶ岳のとある道なき尾根を地図、コンパス、高度計、そして前日に準備したナビゲーション表に基づいて進んで行きます。
コースを選んだ私自身初めて歩く、登山者などまずもって入らない尾根をみなでナビゲーションしながら歩くのは、これ自体なかなか楽しい登山でした。
無事に美濃戸口へ下山し、この夜は学生たちと懇親会。
3日目最終日は、河原奥の氷瀑、氷柱でアイスクライミングを行って、終了しました。
この講習が少しでも彼ら彼女らの、今後の登山の安全につながれば、これに勝る喜びはありません。
もう長いこと続いている学生たちとの講習ですが、まだまだこの先長いこと続けていきたいと改めて思います。
その後の週末は私も赤岳鉱泉〜硫黄岳に入り、この講習に参加していた学生たちともまた山で会い、元気な挨拶を聞くことができました。

by uobmm | 2016-02-08 22:24 | その他 | Trackback
2016年 02月 07日

美しき硫黄岳

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2月6〜7日の週末は、石井スポーツの雪山登山教室で、ご存知八ヶ岳の硫黄岳へ。
7日、日曜日は幸い、最高の天気に恵まれた。
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硫黄岳には何十回も登っているけど、こんなに美しい硫黄岳は初めてかもしれない……。
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by uobmm | 2016-02-07 22:14 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2016年 02月 02日

樹氷

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氷のシャンデリア。
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by uobmm | 2016-02-02 22:09 | その他 | Trackback
2016年 02月 02日

真白き八ヶ岳(杣添尾根から)

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2月1日(月)〜2日(火)は個人ガイドで八ヶ岳へ。
杣添尾根から登って赤岳天望荘で1泊。
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今回の八ヶ岳は、これまでの黒々としていた八ヶ岳から一転。
いつにも増して真っ白で、本当に美しかったです。
金曜日から土曜日にかけて、湿った雪が降ったためです。
稜線上のエビのシッポも、すごい大きさに育っていました。
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初日は青空が出ませんでしたが、2日目は好天に恵まれて、この美しい真白き八ヶ岳の景色を存分に味わうことができました。
この樹氷の美しさ!
なんという見事さでしょう。
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西面とはまったく趣のちがう八ヶ岳を味わえる杣添尾根も、とてもいいルートです。
もっとも、今回は主稜線(三叉峰)に出てから、赤岳天望荘までがトレースが消え、ホワイトアウトの中だったため、なかなか大変でした。風が弱かったのが幸いでしたが。
杣添尾根から天望荘を目指す場合、天気の悪い日は十分ご注意ください。

by uobmm | 2016-02-02 22:06 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback