北海道最大の高層湿原である雨竜沼。
その奥にたおやかな山容を横たえる南暑寒別岳と暑寒別岳(右)が何とも好ましい。
暑寒別岳に登るのに雨竜沼コースから行くのはちょっと長丁場となるのだが、いつか、花がきれいだという箸別コースあたりから、暑寒別岳に登ってみたいものだ。
雨竜沼湿原の最盛期はエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の黄色い花が湿原を彩る7月下旬頃のようで、その時期にもいつかは訪れてみたいが、今回山開き前の静かな雨竜沼に来れたことは、この素晴らしい自然を肌身で味わううえでよかったのだと思える。
(何しろはじめてヒグマを見ることもできたし!!)
行く前に抱いていたお気楽な湿原ハイクのイメージと異なり、雨竜沼湿原にはそのやさしい風景とは裏腹の、むき出しの厳しい原自然があるように思えた。
↑ 白竜の滝