11月20日(日)は表妙義の星穴岳へ。
岩稜の中腹にあいた2つの穴を訪ねるユニークなコースです。
前日土曜日は雨でしたが、この日はよく晴れて、そして季節外れの暖かさとなりました。
まだまだ美しい紅葉を眼下に見下ろしながら、岩稜を辿ります。
表妙義の主稜線よりも訪れる人が少なく、鎖などはつけられておりません。
一番上の写真が大きな「むすび穴」。
上の写真がその昔、百合若大臣が鉄の弓矢でふもとから射抜いたという伝説が残る「射抜き穴」。
その鉄の弓矢は、ちゃんと妙義神社に奉納されているのですよ。
この2つの穴を見るためには、空中懸垂を含む、注意を要する2回の懸垂下降が必要です。
それにしても、自分たちが先ほど歩いた稜線の足下に、こんな穴があいているなんて、不思議な気がしますね。
星穴岳はは表妙義主稜線よりもルートファインディングの面白さもあり、短いながら、なかなか楽しい好峰であり奇峰だと思います。