10月7日(土)〜8日(日)は南アルプスの甲斐駒〜鋸岳の縦走でした。7日は朝のうち少し雨が残りましたが、天気は回復傾向にあります。予定通り北沢峠から歩きはじめました。甲斐駒に近づく頃には青空が広がってきて、素晴らしい紅葉を眺めることができました。
この時期の甲斐駒も何度か来ていますが、「甲斐駒の紅葉って、こんなに美しかったっけ?」と、改めて感嘆するほどの見事さでした。その前に歩いた北アの奥丸山では、「北アルプスの紅葉はそろそろ終盤だなあ……」と感じていたので、紅葉最盛期の甲斐駒の美しさはうれしい驚きでした。8日(日)は予報通り、絶好の登山日和となりました。
3連休だけあって、バリエーションルートである甲斐駒〜鋸のコースも登山者は多かったです。
宿泊場である六合石室の避難小屋は満員が予想されたので私たちはテント。
やはり正解でした。
鋸岳のこのコースを歩くのは久しぶりでしたが、改めてよいコースだと感じました。
何より展望が最高です。
甲斐駒〜第二高点の間は、そこまで難しくはありませんが、第二高点から第一高点(鋸岳山頂)までの核心部は、なかなか侮れない箇所が続きます。
ハイライトである鹿窓をくぐり、無事に第一高点へと登り着きました。
角兵衛沢のコルまで慎重に下ったら、あとは角兵衛沢の長いガレ場の下りが待っています。
今回2泊の準備をしてきましたが、お客様のがんばりで、比較的余裕で2日目に下山できました。