ブログの更新が滞ってしまいましたが、元気にやっております。
だいぶ日にちが経ってしまいましたが、8月20日に登った北岳バットレス・Dガリー奥壁です。
前日の北岳バットレス・第4尾根に続いての登攀でした。
北岳バットレスは第4尾根に圧倒的に人気が集中していますが、そのすぐ左にはピラミッドフェースやDガリー奥壁、上部フランケといった良質のルートがあります。
今回登ったDガリー奥壁はハング越えからはじまり、綺麗なフェースに走ったクラック、スラブ、さらにはチムニーと、変化に富み、かつ手応えのある好ルートです。4尾根とちがい、静かな登攀が楽しめるのもよいですね。
5.10aくらいが問題なく登れるようになった方は、(そして4尾根を登ったことがある方は)、一度トライしてみるとよいと思います。
取付きへは、4尾根マッチ箱から懸垂で下りることもできるし、今回の私たちがしたように、下部岩壁のDガリー大滝から登り、そのまま易しい登攀を続けてDガリー奥壁取りつきに至ることもできます。
カムは小さいものからキャメロットの3〜4番まで、1セット以上はあった方がよいでしょう。