11月20日(金)〜23日(月)で三宅島にクライミングに行ってきました。
10年くらい前に発見されて登られるようになった三宅島の岩場ですが、訪れるのは初めてです。
三宅島には竹芝桟橋から船で行く人が多いようですが、私たちは調布飛行場から飛行機で。
私の家から調布飛行場までは車で30分で行けるので、とても楽なアクセスです。
初日は天気がよくなかったので、島内のジムへ。
三宅島レクリエーションセンターという名前なのですが、これがまたワールドカップが開催できるような立派な壁のある、離島とは思えないようなクオリティーの高いジムでした。
しかも500円で利用でき、ほとんど貸し切りですから言うことありません。
こんなジムがあるなら、雨に降られても安心です。
滞在2日目は山野井泰史らが開拓した富賀浜へ。
他に登りにきていたのは、静岡からの8人パーティーが1組。
週末の城ヶ崎などに比べれば、なんともありがたい、静かな岩場でした。
この日、想定外だったのは岩場の暑さ。
終日太陽が当たる岩場は半袖1枚でも暑く、しまいには熱中症気味になる方まで現れて、なんとも驚きの初・岩場でした。
この暑さはもちろん特別なのでしょうけれど、それにしても南国に来たようでした。
3泊お世話になった宿はコテージスタイルで、猫1匹と犬3匹が飼われていました。
クライマーは泊まったことがなく、もっぱらダイビングの方々が利用される宿でしたが、ご主人もスタッフの女の子も気さくで感じがよく、毎回の食事もとてもおいしくて、気兼ねなく泊まれるよい宿でした。
3日目は三宅島のメインの岩場であるPO(パシフィックオーシャン)壁へ。
スケールのある壁が並んだ壮観なエリアです。
下地が砂浜なのが素晴らしいと思います。
この日もクライマーは昨日の静岡組だけ。
この連休は他に篠原ガイドパーティーが来ているのですが、私たちとは行く岩場が入れ違いでした。
そして結局この連休に出会ったクライマー(ボルダラーのぞく)は、その2組だけでした。
最終4日目は午前中また富賀浜で少し登り、その後は空港の近くのカフェレストランで海を眺めながらランチ。
GIZMOという店で、現在テイクアウトのみでしたが、庭のテーブルでは食べてよかったので、ポークカツレツを注文したところ、これが絶品!これから三宅島に来たら、最終日はここのランチで決まりだな、と思いました。三宅島は素朴で、ふれあう人々がみな親切で、都会とは明らかに異なる時間と空気が流れていました。
離島の旅を満喫した、とても素敵な4日間でした。