
富士見パノラマ・サミットフォール講習の翌日、2月8日(月)は西上州・相沢の氷柱の予定でしたが、朝5時に岩根山荘を出発して車を小海方面に走らせると、天気予報に反してまさかの吹雪。
道路もあっというまに雪に覆われてしまいました。
この天気では相沢の氷柱は厳しいし、車で向かうにも時間がかかりそうでしたので、岩根山荘に引き返すことにしました。
岩根山荘の食堂の暖炉の前でコーヒーを飲みながら思案しましたが、しだいに天気が回復してきたので、唐沢の滝に向かうことにしました。
冬の廻り目平は久しぶりです。
そう、唐沢の滝はクライミングのメッカ、小川山にある唯一の氷瀑です。
久しぶりに見る唐沢の滝は、よく凍っていました。
氷瀑は一つですが高さは50〜55mくらいあり、とても立派です。上部はラインによっては垂直部分もあります。
広河原沢右俣のクリスマスルンゼあたりよりは登りごたえがあるように思います。
ただ、細いので、複数のパーティーが重なると厳しいです。
この日は月曜日でしたが、他にⅠパーティー。
ほとんど同時に到着したのですが、先を譲っていただきありがたかったです。
久しぶりの冬の廻り目平、静かでよいなあ、と思いました。