人気ブログランキング | 話題のタグを見る

山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

uobmm.exblog.jp
ブログトップ
2021年 09月 22日

小川山・屋根岩5峰

小川山・屋根岩5峰_d0138986_09390299.jpeg
9月19日(日)はプライベートで、後輩の若手2人と小川山でクライミング。
3連休初日の18日は夜遅くまで雨でしたが、連休の混雑を考え、18日の夜、廻り目平入り。
19日は乾きがよさそうなエリアということで、屋根岩5峰へ。
屋根岩岩峰群の中でも最奥部にある5峰を訪ねるのは私は初めてです。
若者2人の早いペースに息を切らしながら5峰上段のテラスに辿りつくと、眼下の廻り目平には雲海がかかり、ふだん見知っている小川山とはまた異なる世界が広がっていました。
岩もぱりぱりに乾いており、まるで最初からまったく濡れていなかったかのよう。
小川山・屋根岩5峰_d0138986_09392394.jpeg
まずはギャオス(5.10b)でアップをして、その後Sが小川山庭園(5.11d)、Yは以前もう少しで登れそうなところまでいっていたという空中決戦(5.12a)。
私は迷いましたが、Sがヌンチャクをかけた小川山庭園にします。
ムーブを見ていましたので、なんとかフラッシュすることができ、まずはやれやれ。
小川山・屋根岩5峰_d0138986_09392833.jpeg
次に空中決戦をやってみましたが、日当たりが良すぎてこの日は激暑。
細かく甘いホールドが続くこのルートをやるには暑すぎました。
以前もう少しで登れそうだったというYも、ぜんぜんクライミングにならず、結局この日は1回やったのみ。
左側の面は日陰で比較的快適なので、Yは空中決戦をやめて「こんにちわおっぱい(5.12b)」に転身しました。
私は空中決戦をもう一度やるか迷いましたが、今日はいろいろやってみようと思い、同じく「こんにちわおっぱい」をやることにします。
これはまさしく「短かしい」系のルートで、なかなかムーブができなかったのですが、他のクライマーにムーブを教えてもらったりしてなんとか解決。
そのあと、あわよくば2撃できるのでは、とトライしましたが、残念ながらだめでした。

この日一緒に登った2人は、まだ20代。
2人とも彼らが学生の頃からのつきあいですが、30歳近く歳の差がある私と、こうして一緒に遊んでくれるのですからありがたいかぎりです。
プライベートでこうして難しいルートにトライするのって、いいなあ、楽しいなあ……。
改めてそんなことを感じた1日となりました。
屋根岩5峰、近いうちにきっと再訪したいと思います。
小川山・屋根岩5峰_d0138986_09391593.jpeg





by uobmm | 2021-09-22 10:08 | プライベートクライミング | Trackback


<< 烏帽子岩左稜線      野猿返しとソラマメスラブ >>