山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

uobmm.exblog.jp
ブログトップ
2008年 01月 21日

赤岳

2008年1月20日(日)
d0138986_21431673.jpg

西から低気圧が近づいている。今日の予報は終日くもり。けれど、外に出るとまだ青空が広がっていた。風もなく絶好の登頂日和と言えるだろう。
いつものように地蔵尾根を登り、稜線を目指す。
高曇りの空の下で、いつもよりもくっきりとした北アルプスや乗鞍、御岳の山並み。光を浴びて白く輝いている。

稜線に出ると思いのほか風が強くなった。気温はとてつもなく低い!
目出帽とゴーグルで顔を完全武装する。今回参加していただいたお2人とは、年末の燕岳にもご一緒した。そして燕山荘の小屋まわりでの強烈な吹雪によって負った軽い凍傷のあとが、3人ともまだ頬にうっすらと残っている。
それなのにまたこんなに寒い雪の山へ、私たちは自ら好んでやってきた。
ああ、山の中の懲りない面々。

だがしかし、この美しい富士のシルエット! 
赤岳山頂でのうれしい握手。
行者小屋に下り立ち、胸に満ちてくる心地よい安堵感。

赤岳鉱泉から通い慣れた北沢を降りる頃、雪が降りはじめ、稜線はもはやガスに包まれていた。
d0138986_21381830.jpg

山岳ガイド松原尚之のホームページへ

by uobmm | 2008-01-21 22:06 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
トラックバックURL : https://uobmm.exblog.jp/tb/7038796
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 湯河原幕岩      南沢という入山路 >>