山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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カテゴリ:上越の山( 26 )


2018年 03月 28日

上越イグルー山行④

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上越山行3日目は天気が崩れる予報でしたが、幸いなことに美しい朝を迎えることができました。
吾策新道を下山しますが、今回のラウンド山行の核心部が実はこの吾策新道の下山路です。
吾策新道上部は私たちの考えていた以上に険しく、クラストした急斜面のクライムダウンを何度も強いられました。
今回はカリカリだったため滑落の危険がありましたが、厳冬期などは同じ斜面で雪崩の心配をしなければならないかもしれません。
いずれにせよ初級者を含むパーティーには厳しいコースだと思います。
今回はパーティーの力量もそろっていたため、大きな不安を感じることなく下りることができました。
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予定よりも早い3日での下山となりましたが、初めて歩く上越のコースは素晴らしく、そしてイグルーも体験することができた、充実したとてもよい山行でした。
この山行を終えて、もっともっと積雪期の上越を歩いてみたいと思いましたし、もっともっと山を歩きたいという気持ちが強くなりました。
仲間に感謝したいと思います。
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by uobmm | 2018-03-28 13:18 | 上越の山 | Trackback
2018年 03月 28日

上越イグルー山行③

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二晩目のイグルー作り。
この日は1時間半で完成させることを目標に、前日より細部を修正してのぞんだのですが、結果的には3時間近くかかって、昨日と変わらないか、かえって時間を要してしまいました。
しかも最後は早く作り終えるため、厚さ10センチほどの薄いブロックで天井とその下の段を積むという、急場しのぎ。
一番上の段、すなわち天井板は薄いブロックでよいのですが、その下の段を薄くするのはかなりリスキーで、中で炊事しているときに崩壊するのではないかと不安でした。
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2回目なのに、初めて作った前日以上に時間がかかってしまった1番の要因は、切り出すブロックの雪の層の中に、厚さ1センチほどの硬い氷の層があったからです。
これがブロック切り出しの時間をおおいに増やす原因となりました。
イグルー作成の肝は、まず何よりよい雪を見つけることにあるのです。

そして、帰ってから米山悟さんの本を読んで改めて復習したところ、私たちはブロックを丁寧に積みすぎていたこともわかりました。
イグルー作り、まだまだ修行が必要です。

ともあれ、結局二晩めのイグルーも崩壊することなく、無事に3日目の朝を迎えることができました。
米山さんが著書に書かれているように、雪のブロックというものは積んだ当初は不安定でも、しだいに密着して強固になるものです。

今回2泊3日で下山できたので、イグルーは2回しか作ることができませんでしたが、我々の中に”イグルー”という新しい山の要素を取り入れることができたのは、とても大きな収穫だったと思います。

今週そのときの仲間のうち2人が越後駒ヶ岳に行ってふたたびイグルーを作ってきましたが、1時間50分ほどで完成させることができた、ということでした。
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by uobmm | 2018-03-28 12:56 | 上越の山 | Trackback
2018年 03月 26日

上越イグルー山行②

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2日目も好天の中、朝を迎えました。
イグルーは暖かくとても快適に過ごすことができました。しかも撤収も楽です。
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この日はまずは日白山から平標山を目指します。
なだらかな山容が続きます。
日曜日なので、平標山頂では、日帰りで登ってくるスキー、スノーボーダーたちの姿がありました。
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平標を越えて仙ノ倉山までは歩きやすい広い尾根なので、平標から往復する登山者お多いようですが、その先は登山者お少なくなります。
仙ノ倉山〜万太郎山間にあるエビス大黒の頭は切り立ったピークで、これまでの道とは打って変わって険しくなりました。
これを慎重に通過し、万太郎山へ。
9時間ほどの歩行で少々疲れましたが、万太郎山山頂少し手前によい幕営地ならぬイグ営地を見つけることができました。
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by uobmm | 2018-03-26 05:58 | 上越の山 | Trackback
2018年 03月 20日

上越イグルー山行①

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3月17日(土)〜19日(月)で、日本山岳会青年部の仲間と上越の雪山をぐるりと歩いてきました。
コースは、土樽〜タカマタギ〜日白山〜平標山〜仙ノ倉山〜万太郎山〜吾策新道〜土樽のラウンドです。
谷川岳こそこの時期何度も登っていますが、谷川以外の上越の山を、考えてみれば積雪期にほとんど歩いたことがありません。
予備日1日を含む5日間の計画で、4人のメンバーで行ってきました。
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初日はこんな美しい樹氷の中を登って行きました。
何度も立ち止まり、見ほれてしまうような美しさです。
そして樹林帯を抜けると、目指すタカマタギが姿を現しました。
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上の写真の左奥の、堂々たる山容の山がタカマタギです。
これで標高わずか1,530mの山なのです。
上越おそるべし。
かくいう私たちも、計画の言い出しっぺであるAをのぞけば、タカマタギがこんな立派な山だなんて思っていなかったのでした。
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天気がよく、雪もよくしまって歩きやすいです。
計画では初日はタカマタギまででしたが、タカマタギを越えて日白山まで歩を進め、日白山からわずかに下った平らな尾根上を初日の泊り場としました。
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今回の山行には一つのテーマがありました。
イグルーです。
この冬はぜひともイグルーを体験し、イグルー作りを習得したいと、昨シーズンの冬から考えていたのですが、ようやく実行する機会に恵まれました。
メンバー4人ともイグルーを作るのはもちろん初めて。
北海道大学山岳部OBでイグルー作りの大家・米山悟さんの書かれた本(『冒険登山のすすめ』)が参考書です。
米山さんによれば、イグルーを作るのは雪洞よりもはるかに楽で、慣れれば40分ほどでつくることができるそうなのですが、私たちは3時間近くかかってようやく完成させることができました。
それでも雪洞を掘るのと時間的にそう大差なく、初めてにしては上出来かなと思います。
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写真からはそう大きく見えないかもしれませんが、”米山式イグルー”は半地下式で、地下を末広がりに広く掘り込んでいますので、ドーム部分が小さくても十分な居住スペースを確保できるのです。
初めてイグルーで過ごす夜、とても快適でした。


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by uobmm | 2018-03-20 12:35 | 上越の山 | Trackback
2018年 03月 11日

谷川岳

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3月10日〜11日の週末は雪山ステップアップ講習で谷川岳でした。
直前の8〜9日と2日間長雨が降ったので、今回の谷川は雪崩を心配していました。
幸い、雨の後の降雪がほとんどなかったため、逆に雪面は固くしまり、雪崩の不安なく行って来ることができました。
初日は雪洞堀り。
時間がかかりましたが、なかなかよい雪洞ができ、快適に泊まることができました。
1泊だけじゃもったいない……。
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2日目、晴れ予報でしたが、雪洞の外に出るとどんより曇り空。
ちょっと残念に思いながら登りはじめました。
それが頂上が近づくにつれ雲が薄くなり、日差しが差しはじめました。
そして、トマの耳に着く頃、雲が勢いよく流れ、断続的に周囲の景色がその姿を現しました。
ダイナミックな素晴らしい風景です。
この時期の谷川に登ると、八ヶ岳や北アルプスともまたちがう、上越ならではの純白の山並みが連なる風景に感動を覚えます。
この景色を同行のお二人に見せてあげることができてよかったです。
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出発前、数日間は天気が悪くずいぶんと気を揉まされましたが、来てよかったと思いました。
そして来年以降も、この時期の谷川岳にまたお客様をお連れしようと思ったのでした。
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by uobmm | 2018-03-11 19:52 | 上越の山 | Trackback
2017年 03月 07日

谷川岳

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3月4日〜5日の週末は、「雪山ステップアップ講習」で谷川岳でした。
幸いにも、2日間とも素晴らしい好天に恵まれ、雪の谷川岳の美しい景色を堪能していただくことができました。
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今回はテント泊ですが、初日は天神尾根上で、雪洞掘りの講習。
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そして夜はテントの中で楽しい晩餐。
今回はザーサイ鍋にいたしました。私の家で使っているすき焼き用の鍋を、がんばって担いでいきました。
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おかげさまで、ザーサイ鍋、大好評でした(笑)
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谷川岳は日帰りで登る人が圧倒的に多いのですが、こんな景色を眺められるのも、テントならでは。
朝の美しい山の空気に包まれながら、静かな尾根を登っていくことができました。
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谷川は天候が悪いと厳しい、危険な山ですが、今回は恵まれました。
いつも見慣れた八ヶ岳などとはまた異なる、真白き山々の連なりを眺めると、
「上越の山もいいなあ……」
と、つくづく感じます。
素敵な2日間でした。
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<ザーサイ鍋(谷川岳バージョン)>
具)豚バラ肉、ザーサイ(瓶詰め)5人で2瓶ほど、舞茸、キャベツ、ニラ、もやし、油揚げ など

作り方)上記の具を煮る。以上。

味付けは各自でうつわによそった具に、そのつど、ごま油と塩をかけて食べる。彩りに細切り唐辛子(辛いのがお好みの方は輪切りの唐辛子も用意するとよい)。
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ぜひお試しあれ。





by uobmm | 2017-03-07 13:39 | 上越の山 | Trackback
2016年 06月 03日

一ノ倉沢・中央稜

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5月31日(火)は一ノ倉沢・中央稜を登りました。
久しぶりの谷川。今年は記録的な寡雪の年ですが、谷川もまさしく、聞きしにまさる雪の少なさでした。
そのため、テールリッジまでのアプローチも少し気を遣わされました。
あと1〜2週間もすればひょんぐりの滝のところも雪渓上を通れなくなりそうでした。
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一ノ倉沢の登攀の魅力は、クライミングそのものよりも、その雰囲気とロケーションにあると思います。
一ノ倉沢出合をスタートしてから出合に戻ってくるまで、常に緊張感を切らすことができません。
まさに、ザ・本ちゃん。
天気は午後から怪しい予報でしたが、幸い下山するまで崩れることもなく、一ノ倉沢初めてのお客さまお二人に、一ノ倉沢の登攀を楽しんでいただくことができました。
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一ノ倉沢出合に戻ってくると、出合には電気自動車が。
500円で乗ることができて、ガイドさんの説明を聞きながら、歩かずに帰ることができました。
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by uobmm | 2016-06-03 20:50 | 上越の山 | Trackback
2015年 03月 17日

谷川岳

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3月14~15日は、ICI石井スポーツの登山教室で谷川岳テント泊でした。
15日(日)は、曇っていたのですが、山頂直下で急速にガスが晴れてくれ……、
そして私たちの目の前に現れた景色は、言葉に表せないくらい美しいものでした。
谷川岳。
なんて素晴らしい山なのでしょう。
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山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです。
新しい募集企画や「目指せ北鎌尾根2015」もアップしています。

by uobmm | 2015-03-17 16:05 | 上越の山 | Trackback
2015年 03月 15日

道標

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山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです。
新しい募集企画や「目指せ北鎌尾根2015」もアップしています。

by uobmm | 2015-03-15 20:21 | 上越の山 | Trackback
2014年 10月 17日

荒沢岳/Mt.Arasawa in Jyoetsu

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上越(奥只見)の荒沢岳に初めて登りました。
越後駒ヶ岳に登った際に眺めた、その際立つピラミダルな山容が印象に残った山です。
登山口の銀山平はひじょうに遠いイメージがありましたが、関越道経由で自宅から4時間ほど。それほどでもないことがわかりました。

Mt.Arasawadake in Jyoetsu region.
It's a remarkable pyramidal peak.
We enjoyed a peaceful autumn landscape...
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今年は紅葉がとても早かったので盛りは過ぎていましたが、それでも美しい秋の山を存分に味わうことができました。
最盛期はさぞや素晴らしいことでしょう。
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荒沢岳の登山道は“一般登山道”の範疇では明らかにないと思えましたが、その危険度はさておき、なかなかよい山、よいコースでした。
このあたりの山も、もう少しいろいろ歩いてみたいものです。
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  ↑ 何と言っても存在感のある越後駒ヶ岳

by uobmm | 2014-10-17 14:45 | 上越の山 | Trackback