山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

uobmm.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:東北の山( 41 )


2018年 10月 11日

天国の散歩道

d0138986_14490874.jpg
翌10月10日(水)は、森吉山北東にある渓谷沿いのハイキングです。
出かける前、この日の天気予報はほぼ終日雨で、なかばあきらめていたのですが、現地に着いてから天気がよい方に変わってくれました。
地元ガイドの方から教えていただいた「天国の散歩道」というのは、赤水渓谷という沢を歩くコースでした。
沢といっても高低差がほとんどなく、しかも渓谷を通じて平らなナメが続いています。
「へえー、こんなコースがあったんだ〜」という感じです。
d0138986_14494592.jpg
赤水渓谷に入る前に、まずその支流である桃洞沢(とうどさわ)に入り、桃洞(とうど)滝まで往復します。
桃洞滝までは道がついていて、渓流シューズは必要ありません。
この桃洞滝までのコースが実に秀逸なハイキングコースでした。
途中登山道ではなく完全に沢の中を歩く部分が出てくるのですが、平らな岩盤のため、ハイカーでも問題なく歩けるのです。
こんなコースめったにないでしょう。
しかも、その美しさたるや、見事の一語に尽きます。
日本有数のハイキングコースの一つと言っても過言ではありません。
d0138986_14491720.jpg
                  ↑ 桃洞滝

桃洞滝から戻り、赤水渓谷「天国の散歩道」に入渓します。
赤水渓谷は兎滝という名爆があり、そこまで往復するのがふつうなのですが、今回は年配のお客さまのため、途中で引き返してきました。
それにしても森吉山をめぐるコースには、私たち関東の人間にはあまり知られていない、素敵なコースがたくさんありそうです。
もう少し本格的に沢を登るコースなどもあり、これから研究してみるつもりです。
今回赤水渓谷でお会いした地元ガイドさんも感じがよかったし、登山口の野生鳥獣センターの女性も同様でした。
以前、私に安の滝と天国の散歩道を教えてくださったガイドさんもしかり。
森吉山は山も人もよいです。
これからもっと調べて、また近い将来改めて訪れたいと思います。
d0138986_14493927.jpg






by uobmm | 2018-10-11 15:08 | 東北の山 | Trackback
2018年 10月 11日

森吉山、安の滝

d0138986_14292997.jpg
10月9日(火)〜10日(水)で秋田県の森吉山方面に行ってきました。
数年前に森吉山に登った際、登山中に出会いお話しさせていただいた地元のガイドの方から、森吉山周辺でお薦めのコースとして、「天国の散歩道」と「ヤシの滝」というのを教えていただきました。
そこまで強く意識していたわけではなかったのですが、今回個人ガイド山行の行き先として森吉山を考えたとき、そのときの記憶がよみがえり、改めてその2つの行き先を調べてみました。
そして、なかなかよさそうなコースであると知りました。
d0138986_14294345.jpg
d0138986_14291392.jpg
私のメモに「ヤシの滝」と記してあったのは、本当は「安(やす)の滝」でした。
東京を新幹線で朝発ち、初日はこの地元では知られた名爆までミニハイクしました。
滝自体も素晴らしかったのですが、滝の下まで行く小一時間の沢沿いのハイキング道がとてもよいと思いました。
紅葉の美しいよい時期に来られ、そして心配していた雨にもあわず、ラッキーでした。
d0138986_14293788.jpg




by uobmm | 2018-10-11 14:42 | 東北の山 | Trackback
2018年 09月 16日

久しぶりの那須岳

d0138986_08074816.jpg
9月11日(火)〜12日(水)で、久しぶりに那須連峰を歩きました。
このところ天候の悪い日が多いですが、この2日間はうまく好天に恵まれました。
那須岳は東京からはわりと近い山ですが、訪れる機会はなかなかありません。
今回おそらく10年ぶり以上くらいの再訪でした。
d0138986_08075315.jpg
茶臼岳や朝日岳など、平日でもたくさんの登山者が登っていて、ロープウェイで上までアクセスできるだけあって、登山者の多い山なんだなと今さらに知りました。
でも少し奥に入れば、平日ならばやはり静かなものです。
初日は茶臼岳に登った後、姥ヶ平を経由して三斗小屋温泉に向かいました。
d0138986_08080416.jpg
那須岳の魅力の一つは、この懐かしい雰囲気を持つ三斗小屋温泉の存在ですね。
大黒屋と煙草屋と2軒の旅館(山小屋でなく旅館です)があり、私はどちらも一度づつ泊まったことがありましたが、今回はお一人のお客様が初めての大黒屋さんを利用しました。
d0138986_08361365.jpeg
三斗小屋温泉が発見されたのは今から1000年近くも前のことで、明治の初め頃には5軒も旅館があって賑わっていたそうです。
大黒屋の泊まり客は私たち以外は1名だけ。
温泉は少し熱めだけどよいお湯で、夕食は素朴だけどとてもおいしかったです。


d0138986_08080951.jpeg
ここはスマホの電波がまったく入らないのですが、今日、山でも電波の入らない小屋の方が少ないくらいですので、電波が入らないのがなんだか貴重なことに感じられたのでした。
d0138986_08081901.jpg
翌朝もしっかり晴れました。
久しぶりに那須岳を歩き、三斗小屋温泉にも泊まり、那須岳も悪くないなあ……と感じることができました。
特に紅葉の時期は素晴らしそうです。
那須岳はまだメインのコースをちょこちょこっと歩いたことがあるだけなので、これからもっといろいろ歩いてみようかなあ……。
そう思えた今回の山行きでした。
d0138986_08083086.jpg



by uobmm | 2018-09-16 08:29 | 東北の山 | Trackback
2018年 06月 18日

シラネアオイ

d0138986_21165208.jpg


by uobmm | 2018-06-18 21:17 | 東北の山 | Trackback
2018年 06月 15日

裏岩手縦走路

d0138986_21083740.jpg
6月12日(火)〜15日(金)、東北の裏岩手縦走路を避難小屋と温泉泊で歩いてきました。

d0138986_21085985.jpg
d0138986_21090418.jpg


by uobmm | 2018-06-15 21:11 | 東北の山 | Trackback
2018年 03月 29日

安達太良山

d0138986_11461059.jpg
3月26日(月)〜27日(火)は福島の安達太良山に行ってきました。
安達太良山は雪山入門に好適な山の一つであり、かつ冬の時期も山小屋のやっている貴重な山です。
その山小屋、くろがね小屋は、しかも源泉掛け流しの温泉付きです。
今回ご一緒のSさんと安達太良山に来るのは、もうかれこれ4回目くらいになるのですが、それもこの温泉のあるくろがね小屋の魅力あったればこそでしょう。
もちろんくろがね小屋は温泉がよいだけでなく、居心地がよく、何度でも訪れたくなる山小屋なのです。
d0138986_11454603.jpg
今回も快適な一夜を過ごし、翌日文句なしの晴天のもと、安達太良山の山頂に登ることができました。
d0138986_11455852.jpg
d0138986_11460470.jpg



by uobmm | 2018-03-29 11:53 | 東北の山 | Trackback
2016年 07月 14日

酸ヶ湯温泉、八甲田

d0138986_8542939.jpg

こちらもすでに先週の話なのですが、7月5〜7日は青森県の八甲田連峰に行ってきました。
新幹線で新青森まで3時間と少々。青森も近くなりにけり、です。
初日は酸ヶ湯温泉で宿泊。
酸ヶ湯に泊まるのは初めてでしたが、よい宿でした。
建物は古いですが、中は行き届いており、食事、温泉、サービスとも満足できました。
d0138986_8574187.jpg

翌日から2日間歩く予定でしたが、朝からどしゃぶりの雨。
梅雨時の天気は直前にならないとはっきりせず、読みにくいです。
とても歩く天気ではなく、迷わず酸ヶ湯温泉にもう1泊とあいなりました。
d0138986_8581922.jpg

最終日は晴れたので、酸ヶ湯温泉から毛無岱経由で上る道から登って、ロープウェイ駅まで歩きました。
7月上旬の東北の山なのでお花を期待していましたが、ほとんど咲いていませんでした。
今年は全国的に花がかなり早かったのと、それでなくともこの時期は端境期なのかもしれません。
でも山は静かだったし、青空の下を歩くことができたのでよかったです。
d0138986_923360.jpg

八甲田に今度来るなら、冬の樹氷の時期に来てみたいと思います。
酸ヶ湯温泉もまた泊まりたい宿でした。
湯治&ちょこっと山歩きの、東北の3日間でした。
d0138986_9112235.jpg


by uobmm | 2016-07-14 09:06 | 東北の山 | Trackback
2016年 03月 18日

安達太良山②

d0138986_19301779.jpg

ブログの更新が遅れてしまいましたが、先週木〜金の安達太良山に続いて、土〜日もICI石井スポーツの教室で安達太良山に登りました。
くろがね小屋はひと月以上前に電話したのですが予約が取れず(申し訳ありません!)、今回はくろがね小屋ではなく、ふもとの岳温泉の宿に泊まりました。
冬の安達太良山は以前はこんなに混んでいなかったはずなのですが、ここ2〜3年、急に行く人が増えたようです。
d0138986_19333071.jpg

そんなわけで、安達太良山の頂上へは2日目に日帰りで登る計画とし、初日は中腹で雪上講習を行いました。
幸い雪上講習に適した、ある程度傾斜があって、雪もそこそこ固い斜面が見つかり、雪上歩行や滑落停止などの練習を十分に時間をとって行うことができました。
その後はビバーグ対策とし、写真のような半雪洞の作り方やツェルトの張り方などを講習しました。
岳温泉の宿に帰ってからもさらに、地図読み、ホワイトアウトナビゲーションの机上講習を行い、初日は存分に勉強していただきました。
d0138986_1938073.jpg

2日目は勢至平経由で安達太良山頂を目指しました。
じょじょに雲が広がってきましたが、風もなく、暖かく、この時期としてはかなり恵まれた条件のもとで登ることができました。
安達太良山、良き山です。
4日間お世話になりました。
d0138986_1941274.jpg


by uobmm | 2016-03-18 19:41 | 東北の山 | Trackback
2016年 03月 15日

安達太良山

d0138986_537496.jpg

3月10〜11日は安達太良山へ。
初日はのんびりとくろがね小屋へ。
d0138986_5505750.jpg

御多分にもれず、安達太良山も今まで積雪期に来た中で一番雪が少ないが、それでもまだ何とか雪山の様相をたもっていた。
2日目はドピーカンではないものの、まずまずの天気で、雪景色が美しかった。
d0138986_5423967.jpg

もう何度も登っている冬の安達太良山だが、何度来てもここはよい山だと思う。
雪の安達太良山とくろがね小屋を訪れた人は、きっとみな同じ感想を抱くだろう。
さまざまな登山者をやさしく迎えてくれる安達太良山とくろがね小屋。
包み込むような母性を感じさせるたおやかな山容のこの山は、やはりまごうことなき日本の名山である。
d0138986_5493383.jpg


by uobmm | 2016-03-15 05:49 | 東北の山 | Trackback
2015年 06月 27日

北東北の山歩き

d0138986_11143112.jpg

6月25日(木)〜26日(金)は秋田県の秋田駒ケ岳と森吉山へ。
本当は土曜日までの日程で北岳にキタダケソウを見に行く予定だったが、関東以西は天気が悪そうなため、金曜日まで天気が持ちそうな北東北に変更。
木曜日の秋田駒ケ岳は予想以上に素晴らしい天気でうれしくなる。
d0138986_11114873.jpg

東北の花の名山として人気の高い秋田駒ケ岳には私もお客さんも登ったことがあったので、今回は”ムーミン谷”を主目的に入った。
ネットの登山記録でときどき名前を見かける秋田駒ケ岳のムーミン谷は、馬場の小路と言われる谷沿いのコースを言うらしい。
今年はどこの山も花の開花が早く、秋田駒のチングルマも御多分に洩れず終盤を迎えていたが、ムーミン谷のそれはまだまだきれいに咲いていた。
私もお客さんももしかしたら前にも歩いているかもしれないのだが(お互い、記憶が定かでない)、いずれにしても、急坂をわざわざ降りてよかったと思わせられる、静かで美しい場所だった。
d0138986_1115934.jpg

温泉に泊まって、翌日は森吉山へ。
秋田の山の中でも少し離れた場所にある森吉山を訪れるのは私もお客さんも初めてだった。
ゴンドラが動いているので、山頂往復だけなら楽な行程である。
森吉山もまた花が多く、山容はたおやかで、とてもよい山だった。
こうして実際に訪れると、興味も湧くし、さまざまな魅力的なコースがあることを知ることができる。
道中出会った地元のガイドさんからもいろいろ情報を教えていただき、再訪への想いも高まった。
d0138986_11222825.jpg

私のように無雪期の山が好きで、花の山が好きな登山者にとって、6月というのは日本の山を歩く上で外せない月だなあと、つくづく思う。
そして、6月はやっぱり、梅雨入りが遅く、花の多い東北の山だな、とも。
来週からしばらくアメリカに行くのだが、その前に美しい日本の山と花を堪能できて幸運だった。
d0138986_6571530.jpg



山岳ガイド松原尚之のホームページはこちらです。
新しい募集企画や「目指せ北鎌尾根2015」もアップしています。

by uobmm | 2015-06-27 11:26 | 東北の山 | Trackback