山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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カテゴリ:クライミング( 246 )


2018年 08月 02日

小川山クライミング講習とセルフケア講座

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だいぶ日にちがたってしまいましたが、6月23日(土)〜24日(日)に小川山で開催した、ボルダリングの整体院の山田隆先生とのコラボ企画「クライミング講習とセルフケア講座」の報告を遅ればせながらさせていただきます。
おかげさまで8名の定員もいっぱいとなり、この初めての試みも無事完遂することができました。ご参加いただいたお客様と山田院長にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
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「ボルダリングの整体院」(東京都渋谷区)は日本で最初にしておそらく唯一の、クライマーのための整体院です。
私は昨年左肩を痛めて診ていただいたのをご縁に、その後継続的にお世話になり、またおつきあいさせていただいています。
山田院長は自身がクライマーであることはもちろん、登山も20年以上やられています。
ですので、クライミングの故障だけでなく、登山で膝が痛むといった症状の方でも、ここで診てもらってもよいと思います。

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私も山田先生の施術を受けたり、お話をうかがったりしていくなかで、整体のやり方や考え方というものが近年変わってきているということを知りました。
ここから書くのはあくまで私なりの理解であるということをお断りしておきますが……、

山田先生のセルフケアは、疲れたり痛めたりした筋肉を、まず ”緩めてあげる” ということに主眼をおかれているようです。
その筋肉を”ゆるめる”やり方が、従来の整体のように、もんだり、伸ばしたり……、といった施術ではありません。
そのやり方をここで文章で説明するのはたいへんなので、興味のある方は、山田先生が書かれた本ではありませんが、有川譲二さんという方が著した上の写真の本を読んでみてください(これは山田先生からご紹介いただいた本です)。

私も最近ではすっかり山田=有川流のセルフケアに傾倒し、クライミングのとき、登山のときに、せっせとそれを行なっています。
そして、実際に調子がいいように感じています。
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岩根山荘内で実施した山田先生のセルフケア講座は3時間ほどですが、最後はキネシオテープの使い方を教えていただきました。
これもまたひじょうに有意義でした。
むかし一度キネシオテープの講習を受けたことがありましたが、キネシオテープを使うことはこれまでありませんでした。
しかし、今回改めてテープの使い方や効能を教えていただいたことで、改めてキネシオテープに目を開かされ、今後はぜひ使ってみようと考えるに至りました。
先日、穂高で、このコラボ講習にご参加いただいたYさんにたまたまお会いしたのですが、このとき教わった膝の(キネシオ)テーピングをちゃんとされていて、「調子がよい」とおっしゃっていました。
そして私もこのあいだ日向八丁尾根から甲斐駒に個人山行で出かけた際、両膝にキネシオテープを貼って行きました。
日向八丁尾根〜甲斐駒は長丁場のタフなコースですが、足の調子はよかったように思いました。
これから山に行くときは積極的に使ってみようと思っています。
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コラボ講習の開催後、参加者の方から、
「とても有意義だった」
「整体の概念が変わった」
等々、うれしい言葉をいただきました。
私にとってもとても有意義な講習であり、イベントでした。
できうれば、また来年も同じような講習を開催できたらいいなと考えています。
皆さまありがとうございました。
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by uobmm | 2018-08-02 15:51 | クライミング | Trackback
2018年 07月 26日

小川山・南稜下部からセレクション

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アメリカから帰った翌々日、7月15日(日)は屋根岩2峰の人気マルチピッチ、「セレクション」を「南稜下部ルート」から継続して登りました。
南稜下部から登るとセレクション・オリジナルより2〜3ピッチ長くなり、より充実した登攀が楽しめます。
もっともセレクション1ピッチ目のクラックも捨てがたいので、まずは2峰基部に荷物を置き、1ピッチ目のクラックをトップロープで登っていただきました。

南稜下部の正規ラインだとセレクションにつながっていかないのですが、最後の岩稜を忠実にたどると、セレクション3ピッチ目のチムニーが終えたテラスにぴったり出られます。
もし時間があるなら、セレクションを終えた後懸垂で下降し、さらに屋根岩3峰の南稜神奈川〜南稜レモンと継続すると、合計15ピッチに及ぶ充実のクライミングができます。お勧めですよ。
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by uobmm | 2018-07-26 11:08 | クライミング | Trackback
2018年 06月 28日

小川山クライミング&ロープワーク講習

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6月16日(土)〜17日(日)は、「目指せ! 北鎌尾根2018」のプレ講習の一環として、小川山でロープワークとクライミングの講習を実施しました。
初日はロープワークの講習。
いくつかの項目を実施しましたが、この日特に時間をかけて行ったのが懸垂下降の練習です。
懸垂下降自体は難しい技術ではなく、ご参加いただいた方々もみな、基本的なやり方はご存知です。

しかし、
・手際よく間違いなくセットできるか?
・斜めに懸垂下降するのを上手にできるか?
といったことになると、習熟されていない方が多いように思います。

というわけで、この日は、懸垂下降のセットの手順を改めてしっかり覚えていただき、その後は、ふだんおそらく練習する機会のない、斜めに降りる懸垂下降を何度かやっていただきました。
みなさん少しづつ慣れていき、最後は上手に降りられていたと思います。

懸垂下降の練習ではさらに、
・バックアップをとっての懸垂下降
・ロープを投げずに、体に巻いて降りるやりかた

を講習。このロープを体に巻いて降りるやり方はとても便利なのですが、あまり普及していないと思います。
ときどき、振り分けにしたロープをスリングで腰にぶらさげて懸垂している方を見かけますが、あれよりはるかにスムーズに降りられます。

その後はタイブロックやプルージックスリングなどをご紹介して、その基本的使用法をレクチャーし、さらにユマーリングのやりかたなどを練習し、1日の講習を終えました。

翌日もよく晴れ、2日目はトップロープでクライミング練習。
梅雨時とは思えない好天に2日間恵まれ、充実した2日間の講習を行うことができました。
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by uobmm | 2018-06-28 11:45 | クライミング | Trackback
2018年 06月 09日

三ツ峠でクライミング

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6月3日(日)〜4日(月)は三ツ峠でクライミングでした。
この週末前後は、本当にすばらしい天気で、まさに梅雨入り前の最後の好天を、木々も草花も、鳥や生き物たちも、そして私たちも、みなが存分に味わっていたと思います。

上の写真は有名な「紅葉おろし」ルート。最近、初日の最後はこのルートで締めることが多いのですが、実に素晴らしいルートだと思います。個人的には関東のショートルートベスト10に入れたいです。日本を代表する5.9の1本でしょう。
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こちらの上の写真は、亀ルートの八寸バンドのトラバース。
クラシックな亀ルートですが、なかなか侮れない内容を持つ好ルートです。
三ツ峠は現代的な視点で登ってもよいルートだなあと思えるルートがたくさんあります。改めて見直していきたいですね。
三ツ峠、よい岩場だし、よい山です。
それを改めて感じさせられた2日間でした。
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by uobmm | 2018-06-09 12:14 | クライミング | Trackback
2018年 06月 07日

野猿返し

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6月2日(土)は小川山エリアの野猿返しを登りました。
昨年篠原さんと発掘した岩稜系のルートです。
岩稜と言っても、ところどころ5.7程度のクライミングがあり、よいスパイスとなっています。
野猿返しの魅力はこの展望と、静かなこと。
土曜日でももちろん誰にも会いません。
下界は暑い1日だったようですが、野猿返しを登っている間はフリースを着たままで快適でした。
こういう易しくて楽しいルートを、今後も発掘していければと思っています。
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by uobmm | 2018-06-07 11:33 | クライミング | Trackback
2018年 06月 05日

春うらら

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6月1日(金)はプライベートで瑞牆山・十一面岩末端壁に行きました。
パートナーは中大の学生Y。
私は毎年1つづつ確実に年を重ねていますが、私のクライミングパートナーは最近むしろ若くなっているような気がします。
Yは先週アストロドーム(5.11a)が登れたということで、当然狙うは春うらら1ピッチ目(5.11b)。
何を隠そう私も春うららはやっていなかった、いや正確には大昔一度さわりましたが、出だしができずに門前払いだったため、やっていないに等し。
ということで、これまで末端壁の下を通るたびに見て見ぬふりをしてきた(笑)「春うらら」を、たいへん遅ればせながら、登る機会を持てました。

春うららは言うまでもなく、日本のフリークライミング史にその名を刻む、クラックの名ルートです。
結果、想像していたより難しかったのですが、2回目のトライに魂を注ぎこみ、なんとか登ることができました。
正直、今の自分にとってこのルートを2回目で登れたのは僥倖と言ってもよかったと思います。

だけど春うららはまだ終わっていません。
そう、2ピッチ目(5.12a)があるのです。
若いYのおかげで、また少しクライミングの熱が戻ってきたような気がします。





by uobmm | 2018-06-05 11:19 | クライミング | Trackback
2018年 05月 25日

野猿返し

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5月18日(金)から23日(水)まで、小川山〜巻機山と、クライミングと登山巡業していました。
写真は20日(日)に登った、小川山の野猿返しです。
お天気に恵まれ、小川山エリアでもまだほとんど知られていないこの岩稜ルートを楽しんでいただけたようです。
日曜日ですが、もちろん誰にも出会いませんでした。
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by uobmm | 2018-05-25 17:04 | クライミング | Trackback
2018年 05月 17日

小川山の2日間

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5月15日(火)〜16日(水)は小川山でクライミング。
下界は暑かったようですが、小川山は快適そのもの。とても気持ちのいい陽気のもとで2日間登ることができました。
初日は妹岩でクラック三昧。
ムードはいい線、龍の子太郎(1〜2ピッチを継続)、ジャックと豆の木、カサブランカと、名だたる名クラックを登り、クラックの楽しさ、難しさ、そしてそれぞれのルートの質の高さを味わいました。
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2日目は裏烏帽子の奥にある少しマイナーなマルチであるムササビルートへ。
玄人筋の評価の高い、渋めの好ルートです。
私は2回目でしたが、やはりよいルートだなあと改めて感じることができました。
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上の写真はムササビルート核心の1ピッチ目。
グレードは5.10bながら、スモールカムでプロテクションをとっていくので、緊張感があります。

そしてこの日は、ムササビルートを終えたあと、お客様の希望で親指岩に転身。
小川山レイバックを登ってから下山しました。
楽しい2日間のクライミングでした。
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by uobmm | 2018-05-17 18:31 | クライミング | Trackback
2018年 05月 14日

瑞牆山・ジョイフルモーメント

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5月14日(月)、瑞牆山の十一面岩奥壁「ジョイフルモーメント」を登りました。
前日夜まで激しい降雨のため、十一面岩末端壁は滝状態。正面壁もほぼ滝でした。
奥壁も心配でしたが、目指すジョイフル〜は、日当たりがよく乾きが速そうなことを信じて登って行きました。
結果、わずかに濡れはあったものの、登ることができました。

瑞牆山のクライミングルートは難しいものが多く、お客さんを連れて行けるルートはなかなかないのですが、このジョイフルモーメントは、5.9が登れるようになった方には楽しんでいただける貴重なルートです。
5ピッチと短いながら、内容は楽しく、そして眺めは最高です。
瑞牆山のマルチを登ってみたいという方は、ぜひ5.9をマスターして、このルートにお越しください。
下界は暑い1日だったようですが、標高2,000m以上のところで登るこのルートはむしろ涼しいくらいでした。
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by uobmm | 2018-05-14 18:48 | クライミング | Trackback
2018年 03月 13日

湯河原幕岩

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3月12日(月)は湯河原幕岩。
梅祭りは前日の3月11日で終了していたのですが、今年は開花が遅かったようで、まだ見頃の梅林を見ることができてよかったです。
13日は(火)は城山南壁で登りました。
暖かな2日間でしたが、暑すぎることはなく、快適に登ることができました。



by uobmm | 2018-03-13 23:25 | クライミング | Trackback