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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2019年 05月 31日

一ノ倉沢・南稜

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5月27日(月)は谷川岳・一ノ倉沢南稜を登りました。
言わずと知れた日本を代表するアルパインルートの1本です。
ここを登るのは平日にかぎります。一ノ倉沢の荘厳かつ独特の雰囲気を、自分たちだけで独占できるからです。
暑い1日でしたが天気は最高で、一ノ倉沢はやはりいいなあと思いました。
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by uobmm | 2019-05-31 19:06 | 上越の山 | Trackback
2019年 05月 31日

クラック講習(第1期)最終回

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昨年11月より月1で開催してきた「レッツクラック・クライミング」講習。
5月26日(日)で第1期の最終回を迎えました。
最終回はこれまでの練習の成果を試すべく、日本を代表するクラックルートの一つである小川山レイバック(5.9)と、小川山の人気マルチピッチのセレクションを登ることになっています。
前日混んでいて登れなかった小川山レイバックですが、この日は7時に宿を出て向かったところ、幸いにも一番に取り付くことができました。
そそくさとロープを張り、Oさん、Mさんの順に登っていただき、二人とも見事完登!
昨年講習がはじまったときにはクラック未体験かつクライミング経験もかなり少なかったOさんが小川山レイバックのクラックにしっかりとジャミングを決めて登る姿を見て、ちょっと感動してしまいました。
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前日同様クライマーがいっぱいとなった親指岩をあとにして、屋根岩2峰のセレクションへ。
このマルチピッチもクラック主体で5.8くらいあり、決して易しくはありませんが、二人ともしっかり登られました。
はじめて行った連続物のクラック講習で、私自身は反省点も多々あるところですが、参加してくださったみなさんにとって少しでも身になる講習であったなら、うれしいです。
今後もよりよい講習ができるようがんばりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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by uobmm | 2019-05-31 18:51 | クライミング | Trackback
2019年 05月 27日

小川山でクラック

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5月25日(土)は、小川山。
昨年11月から月1で開いてきた「レッツ!クラッククライミング」講習、第1期の最終回です。
最終回は小川山で、小川山レイバック(5.9)と、屋根岩2峰のマルチ「セレクション」を登るのが当初のプランですが、Yさんはセレクションはすでに登られているので、まずは小川山レイバックへ。
クラック経験豊富なYさんですが、小川山レイバックはまったくの初めてとのこと。
このヒストリカルなクラックは、あえてとっておいたそうです。
というわけでオンサイト・トライを楽しみにされていたのですが、残念ながら小川山レイバックは大盛況で100人待ち。(いや15人待ち)
あきらめて兄岩に転身してしばらく登り、午後3時頃ふたたび行ってみましたが、それでも100人待ち(いや15人待ち)。
残念ですが小川山レイバックはあきらめ、仕方なく(?)クレイジージャム(5.10d)をやることになりました。
小川山レイバックも超有名ルートですが、クレイジージャムもむろんそれに勝るとも劣らない歴史的に価値あるルートです。
ルートの質、内容、風格。日本最高のクラックの1本といっても決して過言ではありません。
このグレードになると仕事で登ることはなかなかないので、私は登るのはたぶん20年以上ぶり。
少々緊張して取付きましたが、無事登ることができました。
Yさんも出だしのパートは苦労されましたが、ハンド〜ワイド〜フィンガーと続く中間から上のパートはスムーズでした。特に多くの人が苦労するワイド部分は上手で、見ていたクライマーたちが感心していました。
兄岩で登ったピクニクラ(5.10b)もよかったですね。
小川山はさすがに質の高いルートがあります。

余談ですが、私のお客様にはYさんがとても多いです。
4人のお客様、全員Yさんということも珍しくありません。
お客様の、そう、8割はYさんですね(笑)。










by uobmm | 2019-05-27 18:42 | クライミング | Trackback
2019年 05月 27日

三ツ峠

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5月24日(金)は三ツ峠でクライミング。
何度も三ツ峠にご一緒しているYさんと。マンツーマンでしたので、今まで登ったことのないルートを選びながら、ショートルートをつなげてマルチ風に登ってみました。
フレーク(5,9)。これは悪かった……。
乱気流?(5.10a)。乱気流ではないかもしれないけど、上部のカンテが秀逸で、これはなかなかよいルート。
戸田クラック(5.9)。下部のムズいフェース部分は濡れていたので右からパスして、上部のクラックだけを登る。この方がよいラインかも。
紅葉おろし(5.9)。何度登っても素晴らしい。三ツ峠いや、ショートルートでは関東を代表する1本だと思います。
そして最後はお約束の中央カンテダイレクト(5.10c)。岳ルートなどと一緒に拓かれた新しいマルチの一つですが、2ピッチ目が難しく、5.10bとなっていますが、10cはあるのではと思います。
という感じで、朝から夕方までしっかり登って下山しました。
よく晴れて暑い1日でしたが、この暑さは実はまだ序の口なのでした。
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by uobmm | 2019-05-27 18:12 | Trackback
2019年 05月 21日

相馬岳北稜

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5月19日(日)、またまた緑に染まる妙義山塊、相馬岳北稜を登ってきました。
今回は今年度の「目指せ! 北鎌尾根」のプレ登山の一環です。
メジャーな表妙義縦走路などとまったく異なり、相馬岳北稜には鎖や道標などの人工物はほとんどありません。
テープも必要最低限ついているだけといった感じで、そんなプリミティブさが、このルートの最大の魅力でしょうか。

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登行中、”巻き”か”直登”か、判断に迷うところが繰り返し出てきます。
槍ヶ岳・北鎌尾根もまた同じように、巻くか稜線通しに行くかの判断を強いられる箇所が何度も出現します。
そういう意味でもこのルートは、北鎌尾根の予行演習にとても好適なルートではないかと思えます。
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この日は曇っていたためこの時期の妙義にしては涼しく、快適に歩くことができました。
週末でもこのルートはめったに人に会うことがありません。
日曜日とは思えぬ静かな山の中で、緑濃い山の空気を存分に吸うことができました。
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追記:
相馬岳北稜はクライミングやロープを使う登山の経験に長けた人でも、ロープによる確保がなければ登るのが危険なピッチを含むコースです。


by uobmm | 2019-05-21 12:20 | 上州の山 | Trackback
2019年 05月 20日

子持山獅子岩

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5月18日(土)は子持山獅子岩のマルチピッチを登りました。
子持山獅子岩はフェース(ボルト)ルートのマルチピッチが楽しめる貴重な岩場です。
グレードは5.8くらいですが、各ピッチにそれぞれちょっとした核心部分があり、ルートに味付けを加えています。
展望や終了点の雰囲気も素晴らしく、それもまた大きな魅力でしょう。

この日は暑いかと思っていたら、逆に涼しいくらいの陽気で、岩場にはわれわれ含め3パーティーのみ。山頂に着いても誰もいなくて、なんだか週末とは思えないような静かな山でした。
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by uobmm | 2019-05-20 11:02 | クライミング | Trackback
2019年 05月 17日

越後駒ヶ岳(小倉山)

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5月14日〜16日は上越の越後駒ヶ岳に行ってきました。
ご年配のお客様のため、14日に途中の小倉山でテント泊、15日に山頂下の避難小屋泊という、2泊3日の行程で登る計画にしていたのですが、初日の14日が雨&雷予報のため、初日は登山口の駒の湯山荘(秘湯です)泊としました。
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15日、行ければ山頂下の避難小屋まで上がるつもりでしたが、小倉山まで標高差1000mを登ったところで、幕営しようということになりました。
小倉山の山頂は広く平らで展望にすぐれる、とてもよい幕営地です。
まだ午前中だったのですが、テントの中で(ちょっと暑かったですが)ゆっくりと静かな山を満喫しました。
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この時期の上越の山は、新緑とまだら模様の残雪が山肌を彩り、えも言われぬ美しさです。
上越ならではだと思います。
登山道沿いではイワウチワやカタクリ、ムラサキヤシオやタムシバといった春の花々がそこここで迎えてくれました。

越後駒ヶ岳はほんとうに素晴らしい山だと思いますが、私もまだ今回ご一緒したSさんと7〜8年前に登ったきりです。
来年はぜひ他のお客さまにも、この名峰の魅力を味わっていただきたいと思っています。
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by uobmm | 2019-05-17 13:40 | 上越の山 | Trackback
2019年 05月 17日

三ツ峠

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5月11日(土)〜13日(月)は三ツ峠でクライミング。
11日(土)は日帰りで、ショートルートで練習後、三ツ峠を代表するマルチピッチである中央カンテを登攀。
中央カンテは昔から登られているクラシックルートですが、岩質も内容も素晴らしく、時代をへても色褪せることのない好ルートだと思います。
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12〜13日は4名(13日は3名)のお客様とトップロープ主体の講習。
平日ですいている13日は天狗の踊り場まで、プチマルチも体験していただきました。
三ツ峠は展望や岩場の雰囲気にすぐれ、ルート内容も変化に富み、いろいろなタイプのクライミングや練習ができる、本当によい岩場だと思います。
居心地のよい三ツ峠山荘に泊まり、よい2日間を過ごさせていただきました。
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by uobmm | 2019-05-17 13:18 | クライミング | Trackback
2019年 05月 10日

緑に染まる妙義

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5月9日(木)、妙義の相馬岳北稜を登りました。
GW明けの山は静かで、最後まで一人の登山者にも出会いませんでした。
5月の妙義は新緑に染まり、ひと月前に登ったときともぜんぜん様相が違っていました。
緑の妙義もよいものです。
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by uobmm | 2019-05-10 13:27 | 上州の山 | Trackback
2019年 05月 08日

GW山行を振り返って

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時代が平成から令和に変わるゴールデンウィーク10連休が終わりました。
前半は白馬主稜、令和になった後半は涸沢に5日間滞在して奥穂に2回、北穂東稜に2回登りました。
全体を通してみればお天気に恵まれ、ほぼ予定通りの山行を行うことができたよいGWだったと思います。
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とはいえ、GW開始直前の4月26〜27日にかけて寒気が入りけっこうな降雪予想だったため、最初の山行である白馬主稜〜大雪渓は雪崩の心配をしなければなりませんでした。
白馬をやめて小川山あたりでのクライミングに変更することも頭をよぎりましたが、ぎりぎりまで考え、そこまで雪も多くは降らないようなので1日遅らせれば雪崩も大丈夫だろうと判断しました。
そうして4月28日に猿倉入りし、29日に白馬主稜を登りました。
結局白馬周辺は心配したほどの降雪量ではなかったようで、私たちが当初白馬主稜を登る予定にしていた28日にも多くの登山者が白馬主稜を登り、大雪渓を問題なく下りてきました。
私たちが登った29日は午前中は天気がよかったものの、午後からはガスに包まれてしまい残念でしたが、仕方ありません。
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そして白馬主稜を登りきり白馬山荘に入ったのですが、部屋でスマホの天気予報を見ると、天気がかなり悪く変わっており、その日の夜中12時くらいから翌日午後3時までずっと雨マークになっています。
これでは明日下りられなくなる(!)と、急遽それから下山することにしました。
受付をして部屋に入った山小屋で、「やっぱり下ります」と宿泊をキャンセルしたのは私も初めてなような気がしますが、白馬山荘は嫌な顔せず応対してくれてありがたかったです。
白馬山荘を出たのは午後3時半になっていましたが、下山は3時間かからず、明るいうちに無事猿倉に下山することができました。
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4月30日〜5月1日は、連休前の予報よりも天気が悪く変わり、松本周辺は2日間ほとんど雨でした。
5月1日からの涸沢入山を1日ずらして2日からにしたため、私は2日間松本でゆっくりと過ごしました。
本を読み、少しジムで登り、ダ・ゾーンでサッカーを観て……。
松本の休日もよかったです。
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5月2日、上高地から明神あたりまではパラパラと雨が降ってきたりして、まだまだ上の方は荒れていそうな天候でしたが、涸沢に入る頃には青空が広がってきました。
まずは涸沢前半戦ということで、3日に奥穂、4日に北穂東稜を登りましたが、涸沢周辺にはけっこうなデブリが出ていました。
GW前半はあずき沢で30人くらい流されて腰まで埋まったとか、北穂沢で200m流されたとか、山小屋では怖い話をいろいろ聞きました。亡くなられた方がいなかったのでニュースにはなりませんでしたが、一人でも死者が出ていたら大々的に報じられていたことでしょう。
雪崩は28日に出たようですが、穂高に入る登山者こそ、(晴天を1日犠牲にしてでも)入山を1日遅らせたりするべきだったのだと思います。
白馬の方で雪崩が大丈夫で涸沢ではたくさん雪崩が出た理由は定かにはわかりませんが、単純に穂高の方が4月26〜27日の降雪量が多かったためかもしれませんし、あるいは別の要因もあったのかもしれません。
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幸いなことにGW後半の涸沢は雪も落ち着いていて、雪崩の不安をほとんど感じることなく登ることができました。
2日午後からは天気も回復し、素晴らしい5月の青空が広がりました。
3日に奥穂、4日に北穂東稜を登り、前半戦は終了。4日お昼に、入れ替わりに4名のお客様が涸沢に入山しました。
後半はお客様4名なので、Tガイドにお手伝いをしていただきました。
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涸沢をベースに北穂や奥穂に登ると、かなり早い時間に涸沢に戻れてしまいます。
それでも朝の出発は早い方が雪が固くて登りやすく、また日差しが出てからの暑さから少しでも逃れることができます。
なので、4日と5日と2日連続で登った北穂東稜はいずれも午前4時に涸沢小屋を出発しました。
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奥穂もよい山ですが、やはり北穂東稜の景観の素晴らしさは特筆に値すると、今回改めて感じました。
夏も楽しいコースですが、この雪の時期はまさしく極上のコースと言ってよいのではないでしょうか。
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さて、午前4時に涸沢を出て北穂に登ると、午前9時頃には涸沢小屋に戻れてしまいます。
そうなるとやはり、することといえば決まっています……。
ビールを飲み、ラーメンを食べ、ワインを飲み、おでんを食べ、ウィスキーを飲み、おはぎを食べ……。
参加者のGさんが下山後に言いました。
「涸沢では登っている時間と飲んでいる時間が同じくらいでしたね(笑)」
確かに。
でもそれも、GWの涸沢ならではの贅沢な時間の過ごし方だと思います。
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驚いたのは、5月5日の涸沢小屋の宿泊者が私たち6名を含め、10名ほどしかいなかったことです。
前日までは100名越える宿泊者で小屋の中はごった返していたのにです。
涸沢のテント場もすっかりまばらでさびしいかぎり。
ほとんどの登山者が休みを1日残してお家に帰ったようです。
これが通常のGWならば、ここまで顕著に最終日が空くことはないのでしょうが、10連休というのはやっぱり特殊ですね。
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最終日5月6日は奥穂に登ってから上高地に下山します。
夜半に雨が降って心配されましたが、起きる頃には星空が広がっていました。
けれどこの日は天気も下り坂で、奥穂山頂に登る頃には少しガスもわいて、明神岳の上には巨大な笠雲がかかっていました。
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奥穂から下りて、涸沢から上高地へと下山しましたが、横尾も徳沢もガラガラで、とても連休中とは思えません。
徳沢園で食事しているのも私たちだけでしたし、徳沢〜上高地も歩いている人がほんとうに少ないです。
まるで平日のよう、ではなくて、ふだんの平日よりも人が少ないです。
そんな静かな道をひたひたと上高地へと歩き、GW山行は無事終了となりました。
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参加してくれたみなさま、お手伝いいただいた高橋政男ガイドに心から感謝いたします。
また、今回多くのお店や宿泊施設で、親切な応対や温かいサービスをいただき、それがGW山行をいっそうよいものにしてくれました。ここに記して御礼申し上げます。ありがとうございました。

Special thanks:
好日山荘白馬店、猿倉荘、白馬山荘、林ペンション(白馬)、涸沢小屋、徳沢園、しもまき(沢渡)
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by uobmm | 2019-05-08 08:26 | 北ア(積雪期) | Trackback