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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2019年 07月 28日

鳳凰三山

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⒎月23日(火)〜25日(木)は鳳凰三山に行ってきました。
南御室小屋と薬師岳小屋にそれぞれ1泊するゆとりのある行程です。
ようやく待ちに待った梅雨明けかと思いきや、寒気が入っているとかでお天気すっきりとはいきません。
早い時間からガスに包まれ、なかなか周囲の山々を拝むことができません。
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それから今年は花の開花がことのほか遅く、ふつうならこの時期、鳳凰三山の稜線のそこここに美しい姿を見せるタカネビランジがまだまったく咲いていませんでした。
例年よりまちがいなく2週間は遅れているでしょう。
これは一輪も見られないかなあと思ったのですが、観音岳の少し手前で一株だけきれいに咲いていてくれました!
他はまだつぼみもほとんどついていないくらいなのに、よくこの株だけが咲いたものです。
その後観音岳を越えて地蔵岳方面に向かうと、少し咲いている株がありましたが、どれも一輪二輪でした。
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鳳凰三山に登っていながら、2日目まで一度も白峰三山を眺めることができていませんでした。
薬師岳小屋に泊まっていた3日目の朝は、期待を込めて朝食前に薬師岳山頂に登って行きました。
登山道から少し外れた東側のピークに上がると、ちょうど御来光が出てきたところでした。
この時間に薬師岳に登るのは初めてでしたが、観音岳、地蔵岳に行かなくても、ここだけでも十分素晴らしいなと思えるくらい美しい山の景色を眺めることができました。
初日は北杜市や甲府などでゲリラ雷雨がすごかったらしいのですが、山には短時間の軽い夕立があったのみ。私たちは結局3日間一度も雨に遭わずに歩くことができました。
展望も十分とは言えず、花も少なめの鳳凰三山でしたが、それでもやはり楽しい山歩きだったと思います。
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by uobmm | 2019-07-28 12:36 | 南アルプス(一般登山) | Trackback
2019年 07月 22日

クラッククライミング講習

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7月20日(土)〜21日(日)は小川山でクラッククライミングの講習でした。
天気が心配されましたが、日曜日はおそらく大丈夫そうということで催行としました。
20日は小淵沢も川上村も雨が降っており佐久のクライミングジムに向かったのですが、佐久の方まで移動すると雨が降っていなかったため急遽佐久の岩場へと行き先変更。
岩は少し湿気ており、またときどき雨がぱらつきましたが、結局1日登ることができました。
一度は外で登るのは完全にあきらめただけに、うれしい1日となりました。
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21日は予定通り小川山。妹岩に向かいました。
心配していた渡渉もたいしたことなく、岩もおおむね乾いていました。
折からの悪天続きで廻り目平は日曜日とは思えないくらいすいていたのですが、それなのに妹岩は通常の週末と変わりなくにぎやかでした。
それでもやりたいルートはだいたい登っていただくことができ、小川山のクラックに触れていただくことができました。
ようやく梅雨も明けそうですね。
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by uobmm | 2019-07-22 12:21 | クライミング | Trackback
2019年 07月 19日

ハイシエラツアー2019 〜その6〜

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ハイシエラツアー2019の報告の最後に、マンモスレイクスでの生活の様子を。
おととしはキャンプ生活でしたが、去年からはコンドミニアムを借りて生活です。
一度快適さを知ると、もう戻れません。
今年はちゃんとベッドが6つあるコンドミニアムをチョイス。
じゃんけんで勝った棚橋と私が個室をゲット。
去年棚橋くんは床だったのでよかった、よかった。
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今回20歳と24歳の若手2人が参加したので、食事のしたくや食器洗いは主に彼らがやってくれました。(食器洗いは食洗機があります)
初めのうちは、まったく温まっていないフライパンに肉をのせたりする若者に、棚橋先輩の指導が入ったりしていましたが、若者2名はなかなか飲み込みが早く、すぐにまかせられるようになりました。
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今回はナルとD助の友人のテレマークスキーヤー、フィルがはるばるサンタバーバラから遊びに来てくれました。マンモスレイクスはまだスキー場がやっていましたので。
フィルは61歳だったかな。若い頃長い間スキーバムをやっていたという、アルコールとテレマークスキーを愛する、なかなかぶっとんだおやじでした。
それから、マンモスレイクス在住のママさんプロスノーボーダーの上田ユキエさんも、一度コンドミニアムを訪ねてくれて、一緒にビールを飲むことができました。
彼女からうかがったマンモスレイクスのスキー事情などの話はとても興味深く、一度スキーでもここに来たいなあ、と強く思わせられました。

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おそらいのTシャツのロゴは、マンモスマウンテン(マンモスレイクスのスキー場)のロゴマークです。私もこのシールをスマホの裏に貼っています。みんなマンモスレイクスが大好きなのです。
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夕食のメインはこんな感じ。
今回の発見は、牛肉より豚肉の方がやわらかくておいしいということ。しかも安い。
アメリカは牛肉ではなく豚肉!
と、こんなに何回も行っていて、ようやく気づきました。
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7月4日、独立記念日の夜は、夕食後、こんなバスに乗って街に出ました。
このバスは無料でマンモスレイクスの街を巡回してくれています。
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バスの中はこんな感じ。
ビレッジという名の、ホテル&複合施設的なところの中にあるバーに繰り出しました。

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マンモスレイクスの「ビレッジ」はこんなおしゃれな場所。
いわば ”街の中にある街”ですね。
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バーもとても雰囲気がよくておしゃれでした。
ここで蒸留しているらしいハイシエラウイスキーというのを飲みました。
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いい気分になってきて、この店のロゴが入った帽子までみんなで買ってしまいました。
野球帽(タイプの帽子)なんて、ふだんかぶらないのに。
というわけで、マンモスレイクス最後の夜も楽しく更けていったのでした。
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by uobmm | 2019-07-19 19:33 | 海外 | Trackback
2019年 07月 17日

乾徳山

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7月17日(水)、乾徳山に登りました。
このところあまり歩いていないので、久しぶりのプチ個人山行です。
なぜ乾徳山かといえば、この日本200名山にも選ばれている関東の人気峰に、これまで一度も登ったことがなかったからです。
乾徳山は道も歩きやすく、岩場もあって、よい山でした。
特に、最後、岩を登って山頂に出るところがいいですね。
そして山頂に出たらなんだかお花がいっぱいで、ちょっと不思議に綺麗でした。
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午後から雨の予報も出ていたので山頂まで行けるかなあ……と思っていたのですが、結局下りるまで降られずよかったです。
登りはじめは暑かったですが、汗をダラダラかきながら登るのも久しぶりで、これもまたよし。
乾徳山はアクセスも近いし、行程も適度(コースタイム6時間くらい)だし、ちょっとしたトレーニングにはよい山だと思いました。
やっぱり山はいいですねえ。
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by uobmm | 2019-07-17 19:29 | 奥秩父 | Trackback
2019年 07月 14日

天狗山ダイレクト

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7月13日(土)、川上村の天狗山ダイレクトを初めて登りました。
天狗山ダイレクトは昨秋、JAGUの佐藤勇介ガイドらによって拓かれたばかりの新しいルートです。
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お隣の男山にある男山ダイレクトに比べると岩が脆く、神経を使う箇所が多いです。
特に核心部(?)である三段岩壁左の登りは濡れていてゲキ悪でした。
ただ景色は男山ダイレクト同様素晴らしく、レタス畑が広がる川上村を真上から一望することができます。
もう少し岩が安定し、三段岩壁にボルトが打たれて整備されれば、よいルートになるかもしれません。
現時点では(特に濡れている日は)リスクの高いルートなどで、行かれる方は心して臨んでください。
ともあれ、梅雨の間隙をついて登ることができ、登山とクライミング双方を楽しめた1日でした。
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by uobmm | 2019-07-14 10:53 | 奥秩父 | Trackback
2019年 07月 11日

瑞牆山・大面岩左稜線

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7月10日(水)、梅雨の間隙をついて瑞牆山の大面(おおづら)岩・左稜線ルートを登りました。
取りつきに着くと岩は濡れているし、おまけに周囲は湿ったガスに包まれ、とても登れるような雰囲気ではありません。
完全に登攀はあきらめたのですが、小川山に転身しても乾いているかわからず、時間もそれほどあるわけではありません。
仕方がないので、とりあえず1〜2ピッチ登って帰ろうかということになりました。

1ピッチ目の5.8くらいのスラブは濡れていて悪く、スラブを抜けたあとの立木で降りようかという考えもよぎったのですが、なんとか1ピッチ目は登り切ります。
2ピッチ目、3ピッチ目も濡れていましたが、易しいのでここも登りました。
このあとが大面岩左稜線のハイライト部でもある5.9〜5.10bのきれいなフェースとなるのですが、ここまで上がったら岩はいい具合に乾いてくれていて、ガスも晴れてきました。
「濡れていたら無理でしたねえ……」
などと言いながら、このきれいなフェース3ピッチを楽しく登ると、残すは最終ピッチです。
最終ピッチはチムニーからワイドクラックとなる奮闘的なピッチで、このルートの核心部です。
おそらく濡れているだろうと思っていましたが、やはりここはしっかり濡れていました。
けれども、ここまで来たらあと1ピッチ。やっぱり登ってしまいます。
この最終ピッチは乾いていても難しいので、濡れていたら何をか言わんやです。
まあこれだけ濡れていたら、ボルトをつかむことにためらいはありません。
というわけで、結局最後まで登ってしまいました。
下りる頃からポツポツ降り出し、登山口に着く手前で本降りとなりましたが、問題なし。
「来てみるもんですねえ……」
アメリカ帰りでまだ時差ボケも抜ききれぬ私ですが、日本のクライミングも悪くないなあ……と感じることのできた梅雨の1日でした。
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※)今週末7月13日(土)天狗山ダイレクト、15日(月)野猿返し、新規募集いたします。詳しくはホームページををご覧ください。



by uobmm | 2019-07-11 11:58 | クライミング | Trackback
2019年 07月 08日

ハイシエラツアー2019 〜その5〜

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今回のハイシエラツアーでも、例年同様ショートルートの岩場にも何度か出かけました。
こちらはプラッツクラックキャニオン(以前のガイドブックではプラッツクラックガリー)。
ビショップ、マンモスレイクス周辺で、夏場にも登れるショートルートの岩場の代表格です。
今回は2回この岩場におもむきました。
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奥の石切り場のような岩には、アメリカでも有名なクラシッククラックであるPlatt's Crackがあります。上の写真の黒い壁の右側の凹角です。
キャメロットの5番と6番が3個づつくらいいるようなのでまだ一度もとりついたことはないのですが、次回行くときはちゃんとデカいカムを持参してぜひ登ってみたいものだと思います。
その代わりその右の凹角を登るShelia(5.10b)という5つ星のクラックを今回初めて登りました。
このルートもまた有名なクラシックであり、シエラネバダ山脈イーストサイドで最初に登られた5.10ルートだそうです。
ショートルートといっても長さは50mくらいあり、登り終えたときには、マルチピッチ1本登ったかのような充実感を覚えました。
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夏のビショップ周辺というと、暑いんじゃないかと考える日本のクライマーは多いのですが、このプラッツクラックキャニオンはじめ、夏でも快適に登れる、いやむしろ夏場じゃなきゃ登れないショートルートの岩場も少なくありません。
そしてもちろん、オーエンスリバーゴージ やビショップ周辺のボルダリングエリアのように、秋〜春が適季の岩場もたくさんあります。
マンモスレイクスやビショップという町の周辺には季節ごとに適した岩場がたくさんあって、そのいずれにも車で30分程度で行くことができるというのは、本当にすごいと思います。

ところでこういうショートルートのゲレンデには、ローカルクライマーは皆といってよいほど犬を連れて来ています。
おそらく8割くらいのクライマーが犬連れなのではないでしょうか?
アメリカでは大型犬を飼っている人が多いようですね。
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by uobmm | 2019-07-08 17:35 | 海外 | Trackback
2019年 07月 04日

ハイシエラツアー2019 〜その4〜

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トゥオラミメドウのダフドーム を登る棚橋、成澤ペア。
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by uobmm | 2019-07-04 13:19 | 海外 | Trackback
2019年 07月 03日

ハイシエラツアー2019 〜その3〜

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by uobmm | 2019-07-03 12:30 | 海外 | Trackback
2019年 07月 02日

ハイシエラツアー2019 〜その2〜

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インクレディブル・ハルク。
ハイシエラでももっとも登りごたえのある岩峰の一つ。
トゥオラミメドウのドーム群とはまた異なる雰囲気を有し、ベースキャンプまでのアプローチは4〜5時間なのですが、さながら辺境のビッグウォールに遠征に来たような気分です。
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私にとっては4年ぶり、他のメンバーにとってははじめてのハルクでしたが、今年はひじょうに残雪の多い年に当たってしまい、ベースまで来たものの登ることがかないませんでした。
下降路の急なガリーがまだ雪に覆われているためです。私たちの目指すルートはボルトアンカーがないため、懸垂で降りることもできません。
というわけで、ハルクを眺め、ベースキャンプ地で1泊して帰ってくることになりましたが、これもまた楽しい登山でした。
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by uobmm | 2019-07-02 09:59 | 海外 | Trackback