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山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2015年 10月 19日

氷ノ山

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10月17日(土)はミズノ・アウトドアスクールで、大阪・淀屋橋のミズノで机上講習。
翌18日(日)は氷ノ山に登ってきました。
氷ノ山は200名山にも選ばれている兵庫県の最高峰です。
場所は兵庫と鳥取県の境。関東の登山者にはずいぶんと遠方の感がある場所ですね。
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天気は文句なしの秋晴れ。
写真の通り、紅葉も予想以上の素晴らしさで、参加者の方々にも喜んでいただけたように思います。
紅葉だけでなく、氷ノ山は展望も、山の雰囲気もとても素晴らしく、200名山に恥じないよい山でした。
こうして時々ですが、西日本の山や、大阪の地を訪ねるのは、私にとって楽しみなことです。
旅心がくすぐられます。
ゆっくりと地方のいろいろな山や土地を訪ねてみたいなあ……などと考えたりします。

今回とても残念なことが一つ。
帰りのバスの中で、デジカメの古い写真を消去しようとして、誤って今回の写真までほとんど消してしまったのです。
素晴らしい紅葉だったので何十枚も撮ったのに、です。
生き残った写真はたったの4枚。
こんなこともあるのですねえ……。
でも、それでも昨日が素敵な1日であったことにはやはり変わりありません。
氷ノ山(ひょうのせん)、この味わい深い山名の山に、またいつか訪れる機会があるでしょうか。
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⭐️ホームページに11月以降の募集企画をアップしました。

# by uobmm | 2015-10-19 18:10 | ハイキング | Trackback
2015年 10月 16日

鷹見岩〜小川山〜鷹見岩〜小川山〜鷹見岩

鷹見岩〜小川山〜鷹見岩〜小川山〜鷹見岩_d0138986_2212434.jpg

3連休の初日、10月10日に鷹見岩の新ルートを登ってきました。
夏は濡れていた1ピッチ目も乾いており、その後も岩のフリクションが抜群。
秋は状態がいいことを改めて知りました。
お客様にも「今年最高のクライミング!」と言っていただき、ガイド冥利、開拓者冥利に尽きるというものです。
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その日の夜は廻り目平での、法政大学山岳部OB会主催の小川山集会に合流。
OBとその家族(子供たちなど)および現役部員が集まるこの催しは毎年行われているのですが、季節のよい秋の休日に実施されるため、私はなかなか参加することができません。
ちょうど翌日の日曜日が雨で仕事がなくなったこともあって、今年はなんとか一晩だけ参加できました。
久しぶりに山岳部の空気を味わえてよかった。
また、同じく小川山に来ていた親しい友人夫婦とも久しぶりに語らうことができて、こちらもとてもうれしかった。
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そして1日おいた月曜日、再び鷹見岩へ。
日曜日の雨のあとでしたが、岩のコンディションはやはり上々。
天気も最高で、またまた素敵なクライミングができました。
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そして翌日、翌々日も小川山で登り、さらに木曜日はまた鷹見岩へと。
秋晴れの中、1週間ほど登り続けました。
それにしても、月〜水の天気はほんとうに最高だったなあ……。
小川山は空を見ているだけで幸福な気分に浸れる、そんなめったにない青空でした。
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# by uobmm | 2015-10-16 22:24 | クライミング | Trackback
2015年 10月 09日

青葉の岩場

青葉の岩場_d0138986_1105644.jpg

昨日10月8日(木)は、福島県いわき市にある青葉の岩場を訪れました。
青葉の岩場は初めてです。
福島県は東京から遠いような気がしますが、電車だと東京駅6:53発〜湯本駅9:11着(特急ひたち1号)というのがあって、意外と楽に行くことができます。
湯本駅から登山口まで車で10分程度なので、23区内に住んでいる方なら、小川山に行くより近いでしょう。
私は車だったので少々時間がかかりましたが。
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青葉の岩は高さはなく、短いものばかりなのですが、下地が平らで取り付きやすく、珍しい砂岩のクライミングを楽しむことができます。
エリアは4〜5つほどあり、アプローチも車を停めたところから15分くらいです。
昨日の朝の東京はそこそこ寒かったので、防寒着をたくさん持って行きましたが、ぜんぜん使いませんでした。
この岩場はトポにも記されている通り、東北だけど暖かいのです。これからがシーズンでしょう。
今回は2つのエリアで登っただけなので、またいずれ再訪したいと思います。
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↑ アプローチはこの石碑のある歩道を登ります。

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# by uobmm | 2015-10-09 11:14 | クライミング | Trackback
2015年 10月 07日

北鎌尾根

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10月3日(土)、ヘッドランプをつけて大天井ヒュッテを4時30分に出発。心配された風も寒さも、それほどではありませんでした。
今回の北鎌尾根は当初お客様3名の予定だったのですが、2名の方が残念ながら行けなくなり、お一人だけとなりました。
その代わりというわけではないのですが、日本山岳会のの仲間2名が私たちと行動をともにしました。
もちろん、私がガイドするのはお客様1名だけで、彼ら2人はそれぞれでロープを結び合って行動します。
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冒頭の写真は独標山頂付近、すぐ上の写真は独標の登りです。
独標は巻道コースをとる人が多く、ガイドブックなどにもそのように記されていますが、私は昨年から直登コースを行くようになりました。
取り付きさえわかれば、直登の方が快適だし、ルートファインディングも容易だと思います。
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秋がよいのは、夏とちがって午後になっても雲が出ず、天気の計算がしやすいことです。
最後まで素晴らしい眺望を楽しみながら、無事に槍ヶ岳山頂にたどりつきました。
北鎌尾根を歩いた回数ももうずいぶんと増えましたが、やはり何度歩いてもそのつど感動があるのがこのコースです。
長いアプローチをこなしてきて、独標付近でようやく槍の穂先の威容を目の当たりにしたとき、北鎌尾根の素晴らしさを、きっと多くの登山者が感じるはずです。
山頂では他の登山者から拍手で迎えていただきました。
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↑ 槍ヶ岳山頂直下を登る、日本山岳会のNさんと、日本山岳会&千葉工大山岳部OBのSさん。


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# by uobmm | 2015-10-07 11:27 | 槍・穂高周辺バリエーション | Trackback
2015年 10月 05日

牛首展望台より(北鎌尾根①) 

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10月2日〜4日で槍ヶ岳・北鎌尾根に行ってきました。
出発した1日夜は爆弾低気圧の影響で強風が吹き荒れ、入山後もかなり風の強い予報が出ていたので、出発前はいろいろと心配し、準備をしたのですが、結果的には少し風は強かったものの素晴らしい秋晴れに恵まれ、よい条件の下で北鎌尾根を登ることができました。
2回行くはずだった今年の北鎌ですが、1回目を行くことができなかったので、今回行けてよかったです。
この素晴らしいクラシックルート、やはり何度歩いても感動があります。
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初日の大天井ヒュッテは私たちの貸切りでした。
涸沢あたりの小屋は、今日あたりでもそうとう混雑しているのでしょうが……。
夕食後、小屋の方たちが牛首展望台まで写真を撮りに行くというので、私とNさんも上がることにしました。それくらいよい天気だったのです。
大天井ヒュッテには何度も泊まっているのですが、小屋の裏手の牛首展望台に登ったことはありませんでした。
小屋から往復30分ほどのこの小さな見晴台は、私が北アルプスでも屈指の展望峰と思っている大天井岳の山頂より、あるいは素晴らしい眺めを得られる場所かもしれません。
荘厳なるショーを、心ゆくまで堪能しました。
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# by uobmm | 2015-10-05 12:38 | 槍・穂高周辺バリエーション | Trackback