山について語るときに僕の語ること(What I Talk About When I Talk About Mountain)

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2008年 01月 16日

三条ノ湯から雲取山

2008年1月13日(日)~14日(月・祝)
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三条ノ湯に泊り雲取山へ行くことにする。
土曜日が東京は1日雨だったため、雲取山はさぞや新雪が積もっているだろうと思いきや、こちらも雨で、雪はほとんど積もらなかったようだ。
お祭から3㎞奥に入ったゲートでタクシーを降り、そこから三条ノ湯までちょうど2時間半で到着した。

三条ノ湯(三条小屋)に泊るのは初めてである。
冬場は登山者も少ないようで、連休中だが宿泊者は10名ほどだった。
男女交代で入浴をすませたあとは、みな一つの大部屋に入り、仲よく薪ストーブを囲む。
薪は宿泊者が自分たちで自由にくべる。ビールやカップ酒を飲み、自然に会話がはずんだ。
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鄙びた山あいの一軒宿。なんだか時間を遡ったかのようだ。
紅葉の時期など混雑することもあるだろうが、今は本当に静かである。
こんな静かな山の中で、ゆっくり熱い温泉につかり、薪ストーブの前で酒を飲むのは、とても贅沢なことなのかもしれない。

翌日は山頂でもまだ2~3㎝しか積雪のない雲取山に登り、鴨沢に下山した。
いずれまた三条ノ湯を訪れ、飛竜山に登ったり、違うコースを歩いてみよう。できれば今回と同じ静かな時期に。
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# by uobmm | 2008-01-16 22:36 | 奥秩父 | Trackback
2008年 01月 14日

房総・鋸山(その2)

2008年1月9日(水)
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浜金谷の駅から15分も歩けば登山口に着く。港からでも30分かからないだろう。
急だが気持ちのよい石段の道を登っていけばすぐに展望が開け、先ほどフェリーを降りた金谷の港が望まれるようになる。

光る海、明るい日差し、みずみずしい樹木……。
房総の山は好ましい。
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文句なしにすばらしい眺望!
百尺観音、千五百羅漢道、日本一の大仏……。
鋸山はまぎれもなく名山だと思う。
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そして、梅の花。
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# by uobmm | 2008-01-14 22:25 | ハイキング | Trackback
2008年 01月 13日

房総・鋸山(その1)

2008年1月9日(水)
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横須賀・久里浜港から、初めて東京湾フェリーに乗った。
うららかな小春日和のこの日、海は穏やかで、空は抜けるように青かった。
冬休みも終わった平日のこんな日に、のんきに船に乗る人は当然少なく、乗客はまばらである。広い船室内には、不思議なくらいのどかな空気が流れていた。

事前に家で調べたら、神奈川県に住む私は、電車で東京を経由していくより、車で久里浜に出てフェリーを使う方がずっと速く行けるということがわかった。家から2時間足らずで金谷に着く。フェリー代も往復1,100円と決して高くない。フェリーに乗って山に行けるなんて、何だかうれしい。
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約40分という短い時間で、房総半島の金谷港に到着した。
鋸山へはフェリーを降り、港から直接歩いてゆくことができる。
暖かな房総の日差しを浴び、ひなびた金谷の町を歩くだけでも気分がいい。うまそうな干物に思わず目を奪われる。
遅い時間に出てきたので時間にゆとりはないのだが、昼食を食べていなかったのでたまたま通りかかった浜金谷駅近くの食堂に入ることにする。
「づけ丼」(750円)を注文したところ、これがもう絶品! 金谷恐るべし!!
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↑どうです?

# by uobmm | 2008-01-13 00:51 | ハイキング | Trackback
2008年 01月 11日

赤岳へ②

2008年1月8日(火)
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朝、雪はやんだがまだ周囲はガスっている。でも9時頃から晴れるという予報だ。
気圧配置は弱い冬型。けれど寒気の流れ込みはないという。長野県北部地方、白馬などでも今日は晴れの予報であり、こういう日の八ヶ岳の天気はばっちりのはずだ。
上に出る頃には晴れてくると信じて、地蔵尾根を登っていく。稜線に出る少し前から晴れ間がのぞきだす。よしよし、計算通り……。
だが、稜線に出ても、時おり晴れ間がのぞくものの、まだ風強く、ほとんどガスに覆われている。
赤岳天望荘に着き、中でしばらく天気待ちをさせてもらう。支配人の福田さんがすぐに熱いコーヒーを入れてくれた。
冬のさなか、この稜線の小屋が営業しているのはありがたい。1月は15日までだが、2月10日にまた開き、3月21日まで営業している。
このすさまじい環境下で、冬に営業している努力は何と言ってもたいしたものだ。しかもなかなかに快適なのである。赤岳鉱泉も素晴らしい小屋だが、赤岳天望荘もまた私の好きな山小屋の一つである。
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1時間近く天望荘で粘ったが、天気はなかなかよくならない。いつまでも待つわけにはいかないので、再び風の強い外に出て頂上を目指すことにする。何度かガスが切れ、赤岳の姿を望むことができるが、また隠れてしまう。

そして頂上へ。
視界はなく、天候状況は決してよいとは言えないが、初めて冬の赤岳の頂上に立ったお客さまは、それでもとても喜んでくれた。

# by uobmm | 2008-01-11 23:00 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2008年 01月 10日

赤岳へ①

2008年1月7日(月)

世は仕事始めという7日、再び赤岳鉱泉へ。
途中で南沢大滝の氷瀑を見学するため(……私は前日に登ったばかりだが)、南沢経由で入山する。
南沢小滝が見えてくると、氷にバイルを打ち込む音と、にぎやかな笑い声。
こんな日にもクライマーがいるんだ、と思いながら近づくと、「松原さん!」と一声。
早稲田大学山岳部出身の知りあいの女の子だった。
「アイスクライミングするの3年ぶりくらいなんです――」と言っていたが、彼女と会うのもちょうど3年ぶりくらいかもしれない。元気そうだ。

行者小屋から中山乗越にかかる頃、あたりがにわかに暗くなり、雪が降り出した。
今日は曇るとは思っていたが、雪に降られるとは思わなかった。
もちろん、だからといってどうということはない。今日の宿・赤岳鉱泉はもうすぐそこである。

本日の赤岳鉱泉の宿泊者、5組9名。
うち、ガイド・パーティーが3組であった。

# by uobmm | 2008-01-10 23:27 | 八ヶ岳(積雪期) | Trackback
2008年 01月 09日

南沢大滝

2008年1月6日(日)

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翌日は南沢大滝・小滝へ。
同行者はYさん親子。息子さんのTさんは25歳の若き青年だが、アイスクライミングはこれが1年ぶり2回目と経験が浅く、昨日のジョーゴ沢ではだいぶ苦戦されていた。短いナイアガラの滝で苦労し、乙女の滝は途中でギブアップ……。

ところが、である。2日目の今日は見違えるような動きになった。けっこう高さのある南沢小滝を昨日とはうって変わってスムーズに登り、2回目は腕をレストさせながら、さらに余裕を持って登ってみせた。

さあ、いよいよ大滝だ。うーん、でかい!!
大滝もやはりTさんからトライ。Tさんはアイゼンが一般登山用の平爪で、かつ爪がかなりまるまっている、というハンデもあるのだが、それでも見事に登りきった! 
拍手! うれしそうなTさんの顔。
そして父親のYさんも経験を生かし、無事完登。
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Yさん親子とはじめてご一緒したのはちょうど4年前の1月のことだった。お二人にとってはじめての雪山登山であり、そしてTさんは大学生だった。

今回Tさんと久しぶりに一緒に登山をすることができた。それも素晴らしい好天の下、楽しいアイスクライミングを。
今年の初登山はとてもよいものになった。

# by uobmm | 2008-01-09 23:39 | 八ヶ岳(アイス) | Trackback
2008年 01月 09日

ジョーゴ沢

2008年1月5日(土)


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仕事始めは八ヶ岳へアイスクライミング。
年末年始の大荒れの天候がようやく通り過ぎ、山はすばらしい青空を取り戻した。
嵐の置き土産なのだろうか? 木々にはいつにも増して白い雪がたっぷりとのり、それが山の景観をいっそう美しいものに変えている。

赤岳鉱泉に入るのも今冬はじめてだった。明るい光差し込む、木目調のきれいな小屋内に入ると、ここがとても素敵な山小屋であることを改めて感じた。

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八ヶ岳は予想以上に雪が少なかった。ジョーゴ沢もまったくラッセルはなく快適につめることができる。
ナイアガラの滝はまだこれからという感じだが、ジョーゴ沢で一番大きな乙女の滝はとても状態よく凍っていた。
美しい氷瀑が青空の下で映える。

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# by uobmm | 2008-01-09 23:34 | 八ヶ岳(アイス) | Trackback
2008年 01月 01日

燕岳

2007年12月29日(土)~31日(月)
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2007年最後の山は北アルプスの燕岳へ。
30日から強い冬型になる予報で山は大荒れが予想されたが、燕山荘まで行くだけでも、と思い予定通り入山した。
29日。冬季は中房温泉まで車で入ることができないので、下から舗装路を12㎞歩かなければならない。0.2㎞ごとに出てくるありがたい標識に助けられながら、中房温泉まで4時間と少々。
温泉はとてもよく暖まり、畳敷きの広い部屋でゆっくりと休むことができた。
30日。昨日は気温が高く、この時期としては珍しい雨だったが、今日から冬型に変わり、天気は当然雪。しんしんと降っている。それでも中房温泉に泊っていた40名ほどの登山者はみな燕山荘を目指して登りはじめる。
天気予報が予報だけに急遽わかんも持ってくることにしたが、さすがにトレースはばっちりで、逆に最初からアイゼンをはく。
展望は望むべくもないけれど、雪のつもった樹々や静かな雪山の風景が心をなごませる。
合戦小屋から上は燕山荘スタッフによって立てられた赤旗がとてもありがたい。風は思ったほど強くなく、無事に燕山荘へ到着……。と思いきや、今日の、いや今回の山行の核心部は小屋に着いてからだった。
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燕山荘の一角に着いてから本館玄関まで、冬季は夏と異なり、ぐるっと別館を半周し、回り込むように行かなければならないのだが、ここがすさまじい強風だった。
私でもそう何度と経験したことのないようなものすごい風の中、5名のお客さまを私と同行のSガイドとで、ほとんど抱きかかえるようにして進んだ。
玄関までのわずか50mかそこらが本当に長かった。小屋(の一角)に着いてから、まさかここまで一変した厳しい状況に見舞われるとは思わず、冬山の厳しさを改めて思い知らされ、また反省させられた。

燕山荘。宿泊客は40名くらいだろうか。大晦日などは100名くらい泊るそうだ。
談話室の奥のコタツがうれしい。
そういえば燕山荘には2泊、3泊、4泊といった連泊の登山者が少なくなく、上がった翌日に下りてしまう私たちの方がむしろ珍しがられたほどだった。
確かにせっかくあそこまで上がって翌日下りてしまうのはいかにも惜しい。今回のように北アルプスの絶景を眺められなかったのならなおさらだ。
次に冬に来るときはもっとゆとりのある計画で組もう。今度は素晴らしい晴天の大パノラマを堪能しよう。そんなことを思わされた。
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31日。今日も強い冬型が続いているが私たちは下りなければならない。
Sガイドとともに昨日の強風地帯を偵察に行くが、大丈夫、昨日より風が弱まっている。
合戦尾根上部も思ったほど雪が積もってはおらず、こんな天気でも続々と上がってくる登山者たちとすれ違いながら、苦労なく中房温泉に下山することができた。

雪、雪、雪の山行で、厳しい思いも味わったが、やっぱり。
山はいい……。
今度は天気のよい時にきっと再訪しましょう! みなさん。
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# by uobmm | 2008-01-01 18:55 | 北ア(積雪期) | Trackback